Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2012年3月号 国際文化学部 H.W

1 日本から持ってきたら良かったと思うのもの

基本的に、何もありません。なぜなら、Liverpoolにはシティも有り、ほぼすべてのものを購入できます。これから派遣される留学生が心配するであろう日本食ですが、チャイナタウンもあるので日本食や、少しの調味料も手に入るので困ったことは有りません。料理が苦手な方もインターネットを見ればある程度は作れるとも思います。

しかし、唯一あげるとするなら筆記用具です。もちろん日本から筆記用具は持って行ったのですが、現地で壊れたので新しいものをイギリスで購入しました。しかし、日本製とは違って、すごく使いにくいです。

2  現地の学生、友人について

私は基本的に現地の四回生の人と一緒にいます。何故なら、日本にいた時に出会ったJohnMooresの生徒と友達になったので、そこからその友達の友達という風に仲良くなっていったからです。また、こっちの大学で日本語を勉強している学生はもちろん、日本語に興味があるので、すぐに仲良くなれると思います。また、ヨーロッパ各国から様々な学生がきているので、いろいろな国の人とも知り合うことができます。私の場合、イギリス、フランス、スペイン、オーストリア、そしてドイツです。こちらの大学では出席点というものは基本的に存在しません。ですので、日本とは違って授業中に寝ている生徒や内職、違う科目の宿題をしている生徒などもいません。そういうことをするぐらいなら、サボるだけだそうです。

私は時々、天気がいい日に公園にバスケットボールをしに行きます。そこで、私はLiverpoolUniversityに通っている学生と親しく なりました。彼らは、彼らの大学の体育館でもバスケをしていて、たびたび誘ってくれます。日本でも言えることですが、スポーツというのは知り合いや友人を作る上でもっとも、優秀な方法ではないでしょうか。残念なことにJohnMooresの体育館は、留学生がメインに使う校舎から、かなりの距離が有ります。ですので、定期的に何かスポーツをするというのは難しいと思います。

3 自由テーマ

私たちの後期の授業は三月いっぱいで終了します。知らないうちに帰国まで、秒読みになっていました。全く実感が湧きません。しかし、今からテスト期間に入ります。しかし、私は正規の学生とは違うので、テストのある科目がとても少ないです。また、この時期になると天気も良くなり、急激に暖かくなります。日本でも中々、見ることのできない綺麗な桜も見ることができました。イギリスの気候は、草花に向いているそうです。ですので、よくグリーンカントリーなどと呼ばれたりします。近々、現地の友人と花見をする計画を立てています。しかし、楽しいことばかりでは有りません。何故なら、もうレポートの期限が迫ってきているからです。多くの科目のレポートが三月の終わりか四月の頭までとなります。また、こちらの大学で日本語を教えているイギリスの先生が今回のセメスターを最後に退職されてしまいます。これは次の日本の留学生にとっては、非常にマイナスなると思います。何故ならこちらの大学では、ESOLとして日本人が現地の翻訳科目を受講することができます。加えて、その時に現地の友人を作ることができます。この大学では日本語を担当している先生は、日本人の先生一人とそのイギリス人の先生がいます。しかし、日本人の先生が担当しているクラスを日本人が受講することを許してくれません。ですので、言語の授業をとりたい学生は、そのイギリス人の先生の授業を取ります。しかし、今回、その先生が退職をされるのでこれからの翻訳の授業がどうなるか、まだ誰にもわかりません。噂ですが、日本人の先生が担当するという話も有ります。

私は三月に入って、突然歯が痛くなりました。日本にいた時に検査はしてもらったのですが。そして現地の生徒に病院を紹介してもらい、かつついてきてもらいました。私はそこでイギリスの緊急病院やNHSの質の低さに愕然としました。しかし、幸い良い病院を見つけることが出来たので、そこに通院しました。歯の神経に問題があるのが原因らしく、最初の治療としてそこに薬を塗り蓋をするという工程をしました。これが40パウンドでした。また、一週間して激痛に襲われたので、病院に電話したのですが医者が不在と言われ、緊急病院に行きました。そこはとても遠く、バスで一時間半くらいかけて、そこまで行きました。近くにもあるのですが、一回行った良い歯科医の看護師さんに紹介してもらった場所でした。そこでも同じ治療をしました。それは27パウンドでした。そして、今月の28日に神経を抜く手術を行います。それが何と340パウンド、日本円で52000円くらいです。何故なら、歯医者に龍谷大学で購入した保険は適用できないからです。自分に限って、などと考えてないようにして下さい。そういう人に限ってなります。私みたいに。。。