Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2012年12-1月 経営学部 Y.S 

この4ヶ月を振り返って

渡航1ヶ月前に留学期間が1年から4ヶ月に変わり、あっという間に過ぎてしまうであろうと予想をしていた僕の留学生活でしたが、予想していたのとは違い本当に長く感じました。最初の3ヶ月間はというと僕の夢であった外国人とサッカーで本気で戦う事が出来たり、プレミアリーグ観戦や英語の勉強が大変ながらも充実していた事であっという間でした。ですが、授業が終わり始め、モチベーションが下がった途端に日本での生活が恋しくなりホームシックに陥ってしまい長く感じたのだと思います。情けない話なのですが、僕はとてつもなく長く感じたホームシック期間がこれから生活をしていく上で一番の財産だと思えています。この時期が長く感じ、より真剣に考えられたからこそ、より日本の事が素晴らしい国だと再確認をし、自分自身についての今まで以上の理解が出来、何十年後の目標や幸せを見つける事が出来ました。リバプールから帰国して約1カ月後にこのレポートを書いているのですが、この1ヶ月間あの期間を思い出したりするとささいな事で幸せを感じられるなど、渡航前より充実した生活が送ることができています。

サッカー面で振り返ると、僕はJapan FCというサッカーチームを作り、リーグ戦を戦っていました。いろいろな方に頼りっぱなしでしたが、出会う方々に一緒にサッカーをしてくださいと声をかける事から始まり、最後には5連勝を飾るなど、一からチームを作れた経験によって自分の中で何かを得る事が出来ました。人数がなかなか集まらなくて大変な事もあったのですが、サッカーの楽しさ、サッカーをする難しさなどを味わえ、また、サッカーを通していろいろな方に出会う事が出来て本当に良かったなと思っています。 英語面では、リバプールの訛りのせいもあってか、授業はおろか簡単な日常会話でさえ聞き取れず心が折れては、図書館で勉強をする日々でした。リバプール訛りは今でも聞きとれませんし、これからも聞き取れる自信もないほど難しい発音でした。英語面では、悔しさが残るばっかりで、まだまだリバプールで英語の生活に身を置いていたかったなと思いますが、この悔しさは社会に出て、海外でチャレンジしたいと思う時期まで取っておこうと思っています。 そして、BIEから始まりリバプールでの交換留学を終えて、龍谷大学での僕の英語ライフが一段落をしますが、今、充実感で溢れています。

 

帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

留学生活で英語力はあまり上がってはいないと思うのですが、コツは掴めたと思います。今後は、それを頼りに渡航前からの目標であったTOEIC800点を目指していきたいと考えています。漠然とグローバルな企業に就職をして英語を使っていきたいという目標も立てていたのですが、今はそういった考えはなく、これから就職活動を行っていこうと思います。そして、個人的に自分のあらゆる分野に対する勉強・知識不足を痛感したので、龍谷大学での授業や日常での読書などをしかっりと励んで行こうと思います。将来的には留学で得たサッカー知識で自分の子供や地域の子供たちに教えられたらいいなとワクワクもしています。英語面では今後の自分の人生に活かされて来るものは少ないのかもしれませんが、英語を勉強する事によって出会えた友人や留学生活は必ず活きて来ると思っています。

最後になりますが、いろいろとサポートして下った国際部の方々や家族の感謝を忘れず、また、今まで僕の好きなようにさせてくれた母を支えていきたいという強い意志で、これからの人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。