Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2010年10月号 文学部 C.N

授業紹介①

交換留学生は、business and lawの学部に配属されます。そのため、授業はそれらに関係のあるものがほとんどです。また、他学部の授業は2つのモジュールまで受講できるようです。私は、観光系の授業を取りたかったのですが、キャンパスが違い、少し遠いため1semester中はこれらの授業を取ることを止めました。2semesterの時に取ろうと考えています。時間割としては、9時から17時まで一時間単位で授業が分かれており、休憩時間はありません。基本的に50分で終わるため、連続して受講しても良いようになっています。時間としては、小学生や中学生のころの授業ですが、短時間のため集中でき、内容が濃い授業のように感じます。私は、今4つのモジュールを取っています。その内のひとつにInternational Business Practiceという授業があるのですが、龍谷大学では、文学部に所属しているため、私にとって一番悩まされる授業です。こちらでは、同じモジュールの中でtutorialというゼミのような授業とlectureという大衆授業があり、一週間に約2時間あります。ペアワークとしてレポートを課されましたが、内容としては、もし、私たちが外国で会社を進出させるなどの国を選び、またその国で経営するメリットやデメリットを述べるというような課題でした。2000字以上の英語でのレポートはこちらに来てから私にとって大変でした。授業を受けて驚いたのは、生徒が自分の意見を自ら発言する姿でした。普段、勉強をしてる様子のない生徒でも、自ら発言するため驚きました。受動的でなく、能動的な授業が開講されています。

カルチャーショックについて

だんだんこちらでの生活が当たり前になってきているため、はっきりとカルチャーショックなのかどうかは分かりませんが、日々小さなものを感じているように思います。まず一つ目としてこちらでの大学生の生活です。こちらの学生は、18歳ぐらいのときに家を出て、大学に通いながら、寮に入ったり、友達とシェアをして共同生活をしているようです。下宿のようなことは日本でも同じですが、友達と一緒に家を借りて生活をする文化は、不思議な感じがしてたまりませんでした。また、恋人同士がいても彼ら二人のみでなく、彼らの友達も一緒に生活したり出かけたりすることが普通のようです。最初は戸惑いましたが、家事を自分たちでしないといけないために自立しやすいこと、また親から離れて生活するため、ある程度の自由があること、これらを含めて考えるとうらやましいです。二つ目は環境についてです。こちらでは、本当にみんなお酒を飲み、夜中でも外で誰かが叫んでいる声が聞こえます。また図書館では、静かにしないといけない階と喋っても許される階があります。また、飲食しても良く、ごみをゴミ箱に捨てる習慣がないように感じます。パーティなどで飲み物を平気でトイレに持ち込んだり、夜には外を裸足で歩いている姿が見えます。三つ目は、フレンドリーな部分です。飲み会に友達の友達など、知らない人がいてもすぐに友達になったり、友達の友達であれば一緒に出かけたりすることが普通です。また、友達の実家に数人で泊まりに行ったり、私にとって日本では考えられないことが毎日のように起こっている状況です。

自由テーマ

今回は、halloween partyについて書きたいと思います。j-socと呼ばれるjapanese societyがこちらにはありますが、このサークル内でパーティーがありました。普段は週1回みんなで集まって飲み会が行われます。そこで、できるだけこちらの学生と話して英語を使う機会を増やす手段となっています。パーティーは一軒家の中で行われましたが、内装は暗くさまざまなところにパンプキンが置いてあり、みんなの衣装もすごく手のこったものが多かったように感じます。私は、留学する前からhalloweenのイベントを楽しみにしていたので、とても楽しい時間を過ごしました。街もハロウィン一色になっており、歩くだけで楽しかったです。