Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2018年2月号 国際学部 M.T

①    試験について

・全体的に言うと、試験システムは日本の大学とはかなり違う部分もあり、慣れるのは少し大変でした。成績は全てpassと見なされるA~Eのグレードまたはfailと見なされるFで評価されます。私の受講していたPeace and Development Studiesでも様々な試験方法がありました。そのうちの2つを説明していきたいと思います。

まず「group assignment」は、クラスのランダムで決められたメンバー6人程で出題された議題に対して一つのペーパーを期限内に完成させ提出するものです。約1~2週間の期限内に平日の授業や勉強と併行してグループで集まり、各自で調べてきた物をミーティングの際に発表し、そこからディスカッションを通して取り組みます。本当に大変だと感じた事の一つは、メンバーの中には大学と仕事を掛け持ちしている人、子供がいる人などもよくいて日程を合わせる事の難しさ、コミュニケーションの不足、言語の壁、レポートに対する考え方の違い、貢献度の違いなどチームワークがとても大切だと学べました。

次に、試験会場での「paper examination」にはとてもびっくりしました。会場はキャンパスから少し離れたとても広い場所で、試験時間は4時間にもなるので飲食も許されており、バナナ、りんご、サンドウィッチ、チョコレート、コーヒーなどがポピュラーでした。入室する際にはパスポートが必要で、他の授業のテストも一斉に行われ試験監督なども多く配置されています。その時はエッセイライティング型で、私たちは事前に発表されているエッセイテーマ10個に対してそれぞれエッセイを完成させておき、そのうち選ばれた3個を当日に書くというものです。長時間で集中力が切れたり、きちんとしたアカデミックライティングが求めたりする事はパスするのも大変でした。

特徴的だと思ったのはRe Examinationの制度です。試験で不合格(F)になった場合は在学中であれば後日何度でも再試を受ける事ができます。日本の大学ならもう一度授業を受け直してからの再試となりますが、再度授業を受けずに再試だけを受け続けることができ、驚きました。

 

②    私のデイリースケジュール(1セメスター目)

今回は留学が始まってから6ヶ月経ったので1セメスター目の私の大体の一日の過ごし方について紹介したいと思います。受講しているクラスや寮がオンキャンパスかキャンパス外かによっても変わってくると思いますが、私の受講しているPeace and Development Studies の場合クラスは週に3~4回、一回に2~3時間あります。朝、昼、夕と時間も毎度違いますが、大体午前かお昼からが多かったです。

(授業がある日)

自転車通学(大体8時出発)→クラスを受ける→お昼をカフェテリアで食べる→図書館で2~3時間勉強→そのまま図書館カフェで友達とFika(ティータイム)休憩→引き続き夜10時まで4,5時間勉強→自転車で帰宅→自炊する、お風呂というのを本当に毎日ルーティーンにしていました。土日のどちらかと、授業がない日も図書館には行って勉強するようにしていました。通学はキャンパス外で坂がたくさんなのでバスで通う人がほとんどでした。ですが、交通費の節約やVäxjöは自然が本当に魅力的

なので、朝毎日通る住宅街や森や湖やその周りをジョギングしている地域の人達を見るのが一番大好きな事で、毎日15分自転車で通っていました。食事に関しては、毎日図書館から帰るのがとても遅いので夜ご飯を食べなかったり、軽く図書館で買って済ませることも多かったです。休日や何かイベントがある平日はクラブやバー、買い物やクラスメートのホームパーティーでご飯を持ち寄って食べたり、土曜の夕方には毎週キャンパスで行われるSports Saturdayに参加してバドミントンをしたりなどとても楽しい時間を過ごしました。

授業が忙しく、予習がかなり必要とされる授業なので図書館での勉強が平日の過ごし方にはなりますが学びたかった学問をしっかり勉強でき、遊びも全力で楽しむことができました。

通学路(秋)

勉強休憩のFika

H buildingからlibraryに向かう時