Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2018年1月号 国際学部 M.T

日本から持ってきてよかった物

渡航前、現地で購入できるのか、現地で購入する方が良いのかなど疑問に感じていたので、
1. 日本から持ってきてよかった物
2. 現地にも売っているまたは、現地で買った方良い物
を簡単に、二つに分けて紹介したいと思います。

【1.日本から持ってきてよかった物】

基本的に無いとまずい物ではないですが、やはり日本でしか購入できないかなという物がありました。例えばヒートテックは日本ではユニクロがとてもポピュラーなのでかなり使っている人は多いかと思いますが、今現在スウェーデンではユニクロはストックホルムにしかなく、値段が高いため日本で購入しておくことをお勧めします。次に、日本食は恋しくなって食べたくなることもありますが、誰かの家にパーティーに行ったりなどする際、よく自分の国の料理を披露したり持ち寄ったりすることがあるので、何か日本らしい食べ物、食材があればとても喜ばれると思います。折り紙はクラスメートや大人の方や特に子供には、その場で鶴をパパッと折るととても喜んでくれます。共通の言語がない人達と仲良くなるのにも良い、日本の文化の一つだと思いました。

それから運動をするための服を少し持って来ておくと、スポーツイベント、自分で運動をする際に良いかなと思います。最後にカイロは今のところベクショーで必要はないと感じますが、私は冬休みにベクショーよりもかなり北に位置するキルナという地域へ旅行に行った際、マイナス28度の世界の寒さで手が痛く、携帯もすぐに切れてしまうので暖めるのにいいかなと思います。

【2.現地にも売っているまたは、現地で買った方良い物】

簡単に紹介すると現地で購入可能なものは、調味料(醤油、ポン酢、ウスターソース)、インスタントラーメン。現地購入をお勧めする物は、ドライヤー(日本の物を使うと壊れるとよく聞く)、wi-fiルーター(2000円程)、ジャンパー(日本の物は不十分かも)、冬用ブーツ(安く、水にしみない物を購入できると思います)です。

 

休暇中の過ごし方

クリスマスと新年中は旅行先で過ごしました。授業の関係であまり大きな旅行に行けなかったのですが、2週間で、スウェーデンの北に位置するキルナ、フィンランドにあるサンタクロースビレッジでサンタクロースに会い、ポーランドではついにアウシュビッツを訪れたくさんの感情を抱き、そして年越しをドイツで過ごしたとても充実した旅行でした。

その中でも最も強く印象に残ったもの一つがキルナでの滞在です。キルナはスウェーデンのほぼ最北端に位置するのですが、ベクショーよりも圧倒的に寒く、日が沈むのも早かったです。この旅行全体の中でも私が最も魅了されたのが、dog sledding=犬ぞりの文化です。ホテルで犬ぞりツアーの広告を見つけ、値段は約2万円と決して安くはないですが、北欧の最北端に来られた貴重な機会にと参加しました。キルナの夜は-28度と息もしづらくなる寒さで、ツアーで借りられるスノーウェア、ブーツ、グローブ一式で、なんとか防寒完備ができました。そりを走らせるのはアラスカンハスキーという種類の犬達で、小さな体でそりを引くのはとても重そうに見えるのですが、一旦そりが走り出すと布を引っ張るほどに軽いそうです…!そりを走らせるまで犬たちがずっと吠え続けていたので、私たちはきっと寒さで辛いのだと申し訳ない気持になったのですが、彼らは早く走りに行きたくて吠えていたと聞き本当に衝撃を受けました。

そりは森の中をすごいスピードで走り、本当に今まで見たことのない銀世界でした。途中でそりをとめ、テントの中でたき火を囲みながらツアーの方にいただいたコーヒーとケーキは最高でした。そしてガイドさん達に直接話を聞き、世界の最北端でこんなに素晴らしい文化があったのだと、犬ぞりにとても興味を持ちました。北欧に来る際には絶対に犬ぞり体験をおすすめします。

フィンランド、サンタクロース村にてキルナでの犬ぞり体験