Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2017年11月号 国際学部 S.M

1, 授業紹介

私が今回紹介する授業は、「Art and Art Education in Sweden」というアート系の授業です。この授業は、他の授業とは違い、ほとんどが実技で構成されています。作品を作りながら、他の生徒と関わることができるので、言葉だけのコミュニケーションとは違って、とても充実していて楽しかったです。また、自分はアートやデザインに関して、専門的な知識などは一切ありませんでしたが、先生や周りの友達のサポートもあり、授業を受ける上で不自由に感じる点は特にありませんでした。アートやデザインに興味がある人や、少し変わった授業が受けたい人には、この授業を強くお勧めします。

2, 英語脳について

中学生から英語学習を続けてきて、自分なりに考える英語を習得する一番の近道は、「英語脳をつくる」ということです。英語脳とは、簡単に言うと、英語を英語のまま理解する考え方のことです。自分もですが、日本人はよく英語を理解する際に、一度英語を日本語に変換する癖があります。このおかげで、会話の中にタイムラグが生まれ、なんとなくぎこちない会話になってしまいます。生きた会話にするためには、日本語を忘れることが一番手っ取り早いです。英語と日本語はまったく違う言語であり、全ての日本語を完璧に英語にすることなんてできないからです。英語は英語、日本語は日本語で考えるべきです。つまり、英語を使うときは、完全に日本語を忘れて、英語だけで考えるのです。しかし、これはすぐにできることではありません。一度ついてしまった癖というのは、すぐに治せるものではないので、時間がかかることは仕方がありません。ただ、英語を英語のままで理解できるようになれば、それはネイティブと同じ感覚に近づいた、つまり英語脳を手に入れたことであり、より自然に英語を話していることでしょう。