Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2014年11月号 社会学部 A.A

  1. 授業紹介

スウェーデンの大学の授業のスケジュールは日本の大学とは大きく異なります。日本の大学はたくさんの授業を同時並行で履修できますが、スウェーデンでの授業は基本的に短期集中型です。授業は基本的に4つのタームに分かれて行われることが多く、1タームに1つの授業を履修するのが理想的です。授業の形式、進み方も授業によって大きく異なります。

私の場合は、1ターム目に“Beginners’ Swedish Part 1”と“Art and Art Education”を履修しました。スウェーデン語の授業は17~20時までの授業で、アートの授業は 13~16時までだったので同じタームに2つの授業を並列して履修することが可能でした。ただ、授業によっては自主学習にかなりの時間を確保しなければならないので、授業を並列して取ることは基本的には避けるようにオフィスから言われています。これら2つの授業はどちらともPart timeの授業だったので週に2回で約一か月半にかけて開講されました。Full timeの授業は一か月間で終わることが多いので、スケジュール的にはもっと厳しくなります。なので、Full timeの授業を履修する場合は授業を並列して履修しないことをお勧めします。また、リネウス大学には二つのキャンパスがあり、専攻によってキャンパスが異なります。半期ごとにキャンパスを変えることも可能ですが、自分が履修したい授業を出国前にしっかりと調べてその授業がどちらのキャンパスで履修されているのか確認しておくべきです。こちらのインターナショナルオフィスはかなり仕事が遅いので、出国前に履修についてはしっかりと準備することが重要です。

 

  1. 生活必需品

こちらの生活では基本的に会計はほとんどクレジットカードで済ませます。クレジットカードについては、最低2つは持っていくことをお勧めします。1つのカードが使えなくなった時に予備のカードがかなり役立ちます。カードを作る際、上限を大きめにしておくこと、海外の銀行で使えることを確認しておくこともかなり重要です。

また、携帯電話についてですが日本のスマートフォンには基本的にSIMロックがかかっています。SIMロックがかかっていたら海外でそのスマートフォンを使用することはできません。もちろんWi-Fiがあれば使用可能ですが、スウェーデンの携帯電話番号が欲しければSIMロックがかかっていない携帯電話を購入して持っていくことをお勧めします。