Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2014年11月号 国際文化学部 J.O

授業紹介

スウェーデンでの授業形式は日本とは異なり、基本的には1ヶ月に1つの授業を履修します。つまり1セメスタ(半年)で4つの授業を履修することになります。1ヶ月の間に複数の授業を履修する事も可能ですが、その場合同じ時間に授業が重複したり、同じ時期に試験があるため試験勉強への負担が重くなります。また再試験を受ける事になった場合、再試験の勉強をしながら翌月から始まる授業の課題もしなくてはならないので悪循環が続く事になり、単位を落とすリスクが高くなります。1ヶ月に1つの授業を履修する事により生徒は一つの授業に集中する事が出来ます。授業自体は2、3時間の授業が週に2、3回あります。授業数は多くはありませんが、課題が多いため自学習が重要になります。また日本の大学とは異なり、グループワークを行う授業が多く見受けられます。グループワークは授業内だけでなく、その他の時間に各自で集まりディベートを行います。授業によっては教科書の購入が求められます。私の履修したBiginner’s Swedish という授業で購入した教科書は二冊で5000円程でした。友人が履修しているPeace and Development という授業での教科書は8000円でした。

 

環境への取り組み

Vaxjoは世界でも先進的な環境保護政策をとっていることで有名です。2007年には、欧州再生エネルギー賞を受賞しており、今もなお環境保護に力を注いでいます。その中でも私はリサイクルへの意識の高さを実感しました。スウェーデンでは各スーパーマーケットにリサイクルボックス(機械)が設置されています。そこにペットボトルや空き缶を入れる事でお金と換金してもらえます。ペットボトルは1本で2SEK, 空き缶などは1本で1SEKと交換してもらえます。このシステムのおかげで人々のリサイクルへの意識が高くなっているように感じます。