Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2012年3月号 法学部 A.F

日本から持ってきてよかったもの

・プラグ;こちらでも買うことは可能だと思いますが、現地に付いてから英語やスウェーデン語などの表記のものを買うよりは、渡航前に購入しておいた方が良いのではと思います。渡航後すぐ使えますし、小さなものなのなのでかさばりませんので。

・浴衣;留学生歓迎のパーティーやJapanese Dinner Party(今年度移行もあるのかはわかりませんが、日本人留学生主催のスウェーデン人向けの催し物)で着る機会がありました。もちろんこちらでは買えませんので、持っていくことをお勧めします。多くの留学生や市民の方から賞賛されます。日本を紹介するきっかけにもなるのではと思います。

・巻きす;ごく頻繁に、寿司を作ってほしい、或いは作り方を教えてほしいということをいわれます。こちらでも買えますが、日本なら100円で買えるのにこちらでは350円位します(のりも350円位、粉末の寿司酢は売っていません)。

・日本食;醤油、わさびやのりなど買えるものも予想以上にありますが、緑茶、だし、ふりかけ、わかめ、こんぶ、うめぼし、シチュー(カレー)ルー、味の素などはヴェクショーにはありません。パリや、電車で3-4時間の街にあるアジアンフードのお店には、値段は張るもののあるようです。

・おはし;高価です。たまに寮にアジア人が残していったものがあったりするとは思います。

・英和辞書;これは私の経験ではありませんが、友人から、本の英和辞書が試験の際に持込が認められたので、もし可能であれば持って来るとよいということでした。事前にとる授業が決まっていれば、渡航前に先生にメールで質問してみてもいいかもしれません。

・化粧品等;日本の化粧品(資生堂など)はまず手に入らないのではないかと思います。海外向けの商品もたまに見かけますが、何が良いのか判断しづらいことと、英語で成分説明などをされても難しいかと思います。私は10か月分見越して持ってきて重宝しました。4月くらいからは熱い日差しもでてくるようなので、使いなれた日焼け止めを1つ持ってくるのもいいと思います。また、なぜか髪がすごく痛むので、トリートメントもいいかもしれません。最後に、小さなことですが、ヘアカラーについて言うと、こちらにきてから、髪を染めるのは、店に行くのは高いし私は信用できないので、市販のものを使っているのですが、毛質が違うとかなにかうまく染まりません。航空会社の荷物制限をチェックして持参してもいいかもしれません。

・洗濯ネット;洗濯機はコインランドリーの洗濯機のようなものです。非常にパワフルで服や下着が傷みます。ネットは売っていません。2つくらい用意してきたらいいかと思います。

 

現地の学生、友人について

現地の学生については過去にも書いたのですが、勤勉家が多く、また時間の使い方や切り替えがうまいと感じたりします。

友人は、寮内の同じフロアや授業、パーティーなどでできると思います。くだらないことで笑いながらも、本当によく政治や世界、文化など様々な話をします。これは、私の友達に限ったことではないようです。また、皆自国の文化や伝統などを熟知していて、自ら話してくるという印象があります。私は、日本のことをそれほどに知らないとよく反省するものです。と同時に他国の文化にもよく興味を持って聞いてくるので、準備が必要です。日本人以外の友人というのは、多くの知らないことを自然と吸収できる、また新たなものの見方や向きあいかた、行動の方法を示してくれる存在かと思います。

 

オーロラの旅

3月の末には、Abiskoというスウェーデンの北の北にいって来ました。目的はオーロラを見ること。12月ごろに行った人たちからは、見ることが出来なかったという話をしばしば聞きましたが、2月後半から3月に行ったひとたちの多くは見ることができたのではないでしょうか。私もその中の1人で、大きなオーロラを見ることができました。また、犬ぞりも経験することができました。電車で往復1万円ちょっとくらいでアビスコまで行けます。ただ、片道17時間くらいかかります。その価値はあったと思いますが、少ししんどいので、金銭的な余裕があれば飛行機で行ってもいいかもしれません。ちなみに、オーロラは晴れていると見えるということ、新月のあたりがよく見える可能性が高いということです。