Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2012年3月号 文学部 M.K

日本から持ってきたらよかったと思うもの

一番後悔したのは、こっちで買えない日本食をもっとたくさん持っていけばよかったと思いました。来る前は、食事なんか1年後には毎日食べるんだから日本食なんていらないだろうと思っていて、スーツケースには服とか日用品でいっぱいにして、食料はインスタントのお味噌汁など、ほんの少ししか持っていきませんでした。最初の1か月とかは、食事よりもここでの新しい生活に慣れるのにいっぱいで、そんなに気になりませんでしたが、いざ慣れてきて、ごはんを作っているとやっぱり日本で食べてきたものが食べたくなります。大体のものはここで買うことができますが、だしのもとや味噌やそばなど、あげたらきりがないですが、売っていないものもかなりたくさんあります。結局親に送ってもらいました。20キロくらいになったので、送料は3万円もしました。スーツケースに入れてくればただだったのにとすごく後悔したし、お金を出してもらった親にすごく申し訳なかったです。日本食が届いてからはほとんど毎日日本食を食べました。こっちで買う食費も少しは減りましたし、やっぱり日本食を食べるとホッとするので無理にこっちにしかないものを食べなくていいと思いました。こっちのお菓子は日本に比べたら断然甘いし、塩っ辛いです。たぶんかなり体に悪いと思います。健康面も考えてやっぱり日本食が一番いいと思いました。たくさん持ってきた服も、ここでは授業が毎日あるわけでもないし日本の大学生と違ってここのひとたちはそんなに凝った服装をしないので、こんなに持ってこなければよかったと思いました。帰るときもスーツケースのスペースをとるし、重量オーバーになるし、本当に厄介でした。

現地の学生、友人について

ここにきて最初のころ、友達をたくさん作ろうと思っていたのでいろんな人に声をかけていろいろな国の友達ができました。授業以外でも、パーティに行くとか学校の中にあるパブに行き友達ができました。一人ひとりと話す時間は少ないですがたくさん友達ができます。でもみんなよっているので、あんまりしっかり名前と顔を覚えることがありません。学校ですれちがったりしても何となく覚えてるくらいなのでちょっと挨拶するくらいです。でも授業が一緒だったりしたら、授業で同じグループをつくったり、授業が終わったら一緒にご飯を食べたり街に出かけたりするようになって、だんだん仲良くなることができました。ほかに、寮が同じで、仲良くなった子はほとんど毎日一緒にごはんを食べたりしました。でもほとんどの子が半年で帰ってしまうので、今のセメスターで、初めのころに仲良くなった子はほとんどいません。でも、新しく来た子とまた仲良くなったりしているので、いなくなった子と会えなくなるのはさみしいですが、よかったこともたくさんあります。ここの学生はみんな勉強はしっかりしています。その代わりに、週末は思いっきりお酒を飲んだりして遊びます。テスト終わりとかは深夜まで外で叫び声が聞こえたりします。自分の寮でパーティがあった時は次の日、キッチンとか廊下がすっごく汚くなるのでその週が掃除当番だったりしたら最悪でした。あと、寮によってちがいますが、お皿を洗わずにそのまま1週間ほったらかしにしたり、こぼれたのをそのままにしたりで、キッチンがきたないことが多いです。私のところは毎週日曜日に決められた当番が掃除するのでいいですが、だれも掃除しない寮とかもあって、こうゆうひともいるんだなとおもいました。

春の気候について

冬は一番寒くてマイナス20度近くあったり、太陽が出ない日がほとんどでしたが、最近は毎日晴れていて、少し肌寒いですが日本の春とあんまり変わらない気がします。大体7時くらいから暗くなり出します。冬の寒さと暗さが長かったのでそのぶん今の気候がすごくありがたいです。