Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2012年3月号 国際文化学部 N.Y

学生について

リネウス大学はスウェーデンでも有数の国際的な学校で、セメスター毎に世界中から沢山の留学生がやってきます。そのため、半年の留学の人、私の様に一年間の人、また、フリームーバーと言って最低でも二年は勉強する人など様々です。40カ国ほどの国から留学生が来ていますので、私もこちらに来て本当にいろいろな国籍の友達ができました。前にも説明したように私の住んでいる寮は1フロアに13部屋あり、キッチンとリビングルームが共有です。前のセメスターとはメンバーが代わり、新しい出会いがありました。現在はヨーロッパからの留学生が多く、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、ロシア、中国、トルコ、ウガンダ、日本で9カ国13人が同じフロアに住んでいます。月に一回はコリドーディナーと言って、自分たちの国のご飯を作ってみんなで食べます。いろんな国の家庭料理が食べられておもしろいですし、食の文化の違いに驚かされる事もあります。また、リビングに行くと誰かがいるので1人で寂しくご飯を食べることもないですし、食を通じて仲良くなれることもあります。私は寮にして本当に良かったと思っていますし、キッチンとリビングルームの共有も友達が増えやすいと思います。

 

持って来たらよかったもの。

私が住んでいるスウェーデンのベクショーという街は人口6万人弱でそんなに大きな街ではありません。そのため日本食などを購入できるところが限られている上に品揃えも僅かです。私の寮から最寄りのスーパーでは日本ブランドの醤油は買えますが、他のものはほとんど見ることはありません。ですので、日本食は数ヶ月に一回は母に郵送で送ってもらっていました。レトルトのラーメンやカレーなどは他の国の留学生の友達の誕生日プレゼントとしてあげたりすると喜ばれました。日本のお菓子なども他の国の人にあげると興味を示されます。話の種にもなるので持って来てよかったです。その他日本から友達が遊びに来る時に持って来てもらったものは「麺つゆ」「おたふくソース」「うるめ」などです。また、UNIQLOの軽量ダウンは冬の寒さが厳しいスウェーデンでも通用するくらい暖かかったです。それは冬になる前に日本から送ってもらいました。

 

図書館について

リネウス大学には新しくて立派な図書館があります。図書館が学校のシンボル的な建物と言っても過言ではないと思います。初めて図書館に入ったときは綺麗で近代的でとても驚いたのを覚えています。図書館の中にはカフェもあり、チャイラテが美味しかったです。また、日本では考えられませんが図書館内での飲食が許されています。みんな勉強しながら果物をかじったり、コーヒーを飲んだりします。私もオニギリを持っていって食べたりします。日本の図書館は静かにしなければいけないですが、リネウス大学の図書館は普通に会話します。グループルームもたくさんあり、グループワークをするときはそこを使ったりします。予約なども要らず、空いていたら使えるのでとても便利で使いやすいです。またなぜだか絵本のコーナーも充実しており、スウェーデンのかわいい絵本がたくさんあって、絵本好きにはたまりません。