Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2011年9月号 文学部 M.K

オリエンテーション

一日目のオリエンテーションでは、大学の制度についてや、治安について、サークル紹介などの話を聞きました。休憩をはさんで、約7時間くらい続きました。今期にきた留学生を半分に分けてオリエンテーションをしたそうなのですが、半分だけでもすごい数の留学生がいました。一番多い国がドイツで、50人くらい来ているそうです。今年は、日本人もとても多かったそうで、だいたい30人くらいきていたそうです。ここに来るまで、そんなに多くの留学生がきていると思っていなかったので、オリエンテーションに参加して初めて留学生の多さに驚きました。 オリエンテーションの内容ですが、まずはじめに授業制度の説明がありました。ここでは日本と違って、一つの講義が少なくてだいたい3週間で終わってしまうものがあります。講義が少ない分自習に多くの時間をかけるのが最も大切だそうです。1セメスターでとる授業が4つから6つなので、授業が全く入っていない月がでてきたりするので、ゆっくり自分のペースで勉強できるのが自分にあってると思いました。次に警察署のほうから治安についての説明がありました。スウェーデンでは、麻薬の取り締まりが非常に厳しく、もし使ったら再入国できなくなるというほどの法律があるそうです。ここに来る前まではそんなに厳しいとはおもっていなかったので、すごく安心しました。最後に、いろいろなサークルからの紹介がありました。龍谷大学と同じようなサークルがたくさんありましたが、めずらしいものには、国内だけでなく、ヨーロッパ内の様々な国に行けるというサークルがありました。わたしは、できるだけ多くの国へ行ってみたいと思っていたので、ここに入って、可能なかぎり多くのツアーに参加したいと思いました。

環境について

スウェーデンの気候についてですが、季節は日本と同じ夏なのに、外に出ると、日本の秋の夜みたいな肌寒さです。こっちについてからは、ほとんどが晴れていて、空気が乾燥していますが、急に雨が降ってきたりします。ふと外をみたらさっきまで晴れていたのになんでこんなに雨が降ってるの?という感じのことが毎日ありました。日本にいたときは天気予報を見る習慣があったけれど、こっちに来てからは、見ても無駄なのでいつも折りたたみ傘を持って出かけるようになりました。日中は、晴れている時だと、日本の夏のように熱く感じることがありますが、ほとんど曇っているので、夏でも1日中寒いと言う印象です。友達が風邪をひいてしまいましたが、できるだけ暖かい恰好をしておけば、体調を崩すといったことはないだろうと思いました。

住居は自分が思っていたほど汚くなく、むしろきれいなほうでした。勉強机もベッドもあって、大きい本棚と、小さい引出もついていて、家具を自分でそろえなければならない心配はありません。全部の部屋にシャワーもついているので不自由なことはありません。でも、部屋によってはドアが閉まりにくかったりと、少し欠陥があるところがありますが、早めにオフィスに行ったら直してくれるので、大丈夫だと思います。

大学周辺には、ちょっと歩いたところにスーパーが2つあって、それ以外はあまりたてものがありませんが、バスで10分くらいいったところに、いろんなお店があるダウンタウンがあります。そこにつくまでのバスからの風景は、旅行のパンフレットに載っているようなかわいい家や建物があり、きれいなお城も見えます。日本の街並みもきれいだけど、こちらのほうが断然きれいで、本当に住みたいなーと思える街並みでした。これからいろんなところにいって、たくさん写真を撮って思い出にしたいと思いました。

新しい生活の中で感じたこと

最初の1週間くらいは、いろんな国の人とあいさつをするだけでも緊張していたけど、寮の人たちと毎日話していく中で、挨拶するのは当たり前のことになって、自分から話しかけられるようになっていきました。でも、話の中で聞き取れないこともたくさんあります。そうすると、相手は簡単な言葉に変えてくれたりします。そんなときに、もっと英語ができれば今以上にたくさんいろんなことを話せるのにと後悔します。でも、後悔することで、もっと勉強しようと思えるので、とてもいいことだと思いました。まだまだ簡単な会話しかできないけれど、これからすこしずつ会話に慣れていこうと思いました。