Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2010年9月号 国際文化学部 E.A

●オリエンテーションについて●

私はコペンハーゲンで1泊してから、次の日に電車でベクショーへ向かいました。事前に到着日と時間を連絡しておいたので、駅に着くとリネウス大学の学生達が何人か迎えに来てくれていました。他の留学生と一緒に車に乗せてもらい大学へ向かいました。そのまま大学内の国際部のオフィスで住居や銀行、携帯電話などの簡単な説明を受け、鍵をもらってそれぞれの部屋へ案内してもらいました。

本格的なオリエンテーションは次の日から2日間行われました。1日目は大講義室で、国際部の先生方からの挨拶、大学の授業のシステムや施設の説明、警察からの規則や法律についての説明、VIS(Växjö International Students)の活動内容について、またサークル活動の勧誘などがありました。2日目は留学生みんなでバスに乗り、キャンパス外を案内してもらいました。ダウンタウンや湖へ行き、この町の歴史や建物の説明を受けながら観光しました。オリエンテーションの間、お昼ご飯は無料でいただくことができました。

VISでは留学生のためのさまざまなtripを計画していてくれて、ゴットランド島やストックホルム、イケア、またSea Battleという船での旅行などがあり、どれも格安で行けるので1度は参加してみるといいと思います。しかし、団体行動をしなくてはいけないので、友達と自由に観光したい人は個人的に行った方がいいかもしれません。

●環境について(大学施設/サービス、住居、町並みについて)●

リネウス大学のキャンパスはベクショーに1つとカルマルという街にもう1つあります。私が現在通っているのはベクショーのキャンパスで、いくつかのビルディングにわかれていて、授業によって教室が変わります。メインビルディングには国際部とインフォメーションがあり、なにか分からないことがあればここに聞きにくると親切に教えてくれます。図書館はカードを作ればいつでも本を借りることが出来ます。平日は夜まで開いているし、土日も開いているので学生たちはここでよく勉強しています。キャンパス内にはカフェや食堂、コンビニ、ピザ屋さんなどもあるので好きなときにご飯を食べることができます。またジムもあり、お金を払うといつでも好きなときにトレーニングしたり、ヨガやエアロビなどのプログラムに参加できます。料金は1セメスターで定められていて、それでもとても安いと思うので、体を動かしたいと思うならお勧めします。

私が住んでいるのはキャンパス内にあるStallvägenという所で、主に留学生が住んでいます。部屋はシェアとシングルがあり、私の場合はシングルで、1人で住んでいるのですが、知り合いの方はシェアで、他の留学生と2人で住んでいます。部屋にはキッチンとシャワーとトイレがあり、1人で住むのには十分の広さです。キャンパス内にあるので、授業に行くのはとても楽ですし、少し歩きますが近くに2つのスーパーがあるので便利です。しかしダウンタウンへはバスで行かなくてはいけなくて、バスの本数もそんなに多くないので少し不便です。自転車があればすぐ行けるので、買った方がいいかもしれません。

●パーティー●

こっちに来てからすぐに思ったことは、学生みんなパーティーが大好きだということです。私がここに来たときはまだ夏休み中だったので、ほぼ毎日パーティーをしている学生達を見かけました。キャンパス内に2つのクラブがあり、そのうちの1つは特に学生に人気のクラブで、授業が始まってからは毎週火曜日と金曜日の夜になると、たくさんの人がそこに集まります。こっちの人たちのパーティーはまずプレパーティーから始まります。誰かの部屋に各自お酒を持って集まって、踊ったり、しゃべったりして楽しみます。現地の学生も留学生も関係なしで行われるので、友達を作るのにはいい機会になると思います。お酒はアルコールの弱いビールだとスーパーでも売ってますが、それ以外のものはダウンタウンに唯一ある酒屋へ行かないと手に入れることが出来ません。買うときには年齢確認をされるのでIDを持っていく必要があります。だいたい10時ごろになるとクラブへ移動し始めるのですが、クラブへ入るにはStudent Unionという団体に入り、自分のカードを作る必要があります。それがないと中に入ることが出来ないので、学生のほとんどがこの団体に入っています。クラブは2時頃まで開いており、その後家へ帰る人もいれば、アフターパーティーでまた誰かの部屋へ行き、話をしたり映画を観たりする人もいます。

学校が始まってしばらくすると留学生のためにウェルカムディナーを開いてくれます。このときは8カ国の留学生がパフォーマンスをすることができ、自分の国の伝統的な踊りや、歌を披露してくれます。今回日本人はパフォーマンスをしなかったのですが、女の子はほとんど浴衣を着て参加しました。その後はパーティーがあり、伝統的な衣装などを着ていた留学生たちもドレスアップして参加していました。このようなパーティーは日本ではあまりないと思うし、友達も出来るので、積極的に参加してみるといいと思います。