Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2010年10月号 経営学部 K.U

 授業紹介

私は今3つのクラスを受講しています。

Swedish Culture,Leisure and Sports というクラスを紹介します。このクラスでは、みんなでスポーツをすることが大半です。その割に週2回くらいのペースであるので驚きました。lectureではcultureとは、スウェーデンの文化、スウェーデンのスポーツについてなどを学びました。大学のポータルサイトの様なところに自分の意見を書き込んで、みんなでdiscussionもしました。様々な国からの留学生が受講しているので興味深かったです。スポーツはボールゲームをよくしました。男子学生はもちろん、女子学生も本気でゲームに熱中するので驚きました。日本人はそこまで本気にならず、楽しめればいいという風に見えました。他にも、スウェーデンのダンスをしたり、トランポリンをしたりもしました。数回、学校を飛び出し、自然がさらに多い所へ行ったりもしました。スウェーデンの小学生はかならずやるというオリエンテーリングも体験しました。森林で道に迷った時にどうするか、をみんなで考えたりした時はスウェーデンらしいな、と思いました。スケートも授業として行いました。街にあるスケートリンクに集合し、指示を受けながら楽しみました。私にとっては初めてのスケートだったので苦戦しましたが、周りに教えてもらい、楽しむことができました。このクラスではスポーツを通して友達がつくりやすかったです。

カルチャーショックについて

ホームステイをしている訳ではないのでカルチャーショックはさほど受けていません。ただ、バスと電車が遅れることは日常茶飯事です。運が悪かった時は、1時間近く電車を待ちました。バスに乗るときは、最初にお金を払わなくてはなりません。初めてバスに乗ったときは知らなかったので、後で運転手に言いにいったら「次でいいよ」と言われタダで乗ってしまいました!

私が一番驚いたことはお店などの営業時間です。平日でも大半のお店が18時で閉まってしまいます。土曜日はだいたい4時ごろ閉まります。日本では日曜日なんて稼げる曜日な気がしますが、スウェーデンでは定休日か、開いていても4時ごろで閉まってしまいます。土曜日の街は賑やかですが、日曜日はとても閑散としていてさびしいです。日本では日曜日のお昼ごろから出かけるなんてことも普通だと思うので、スウェーデンの人は何をして過ごしているのだろうと疑問に思ってしまいました。それを私のバディーに聞いたところ、「金曜日と土曜日にお酒をたくさん飲んで日曜日はほとんど寝ているんだと思うよ」と言われました。(笑) 休みがしっかりあるところも社会福祉がしっかりしているスウェーデンだな、と思います。そして、家族と過ごす時間を大切にしているんだと思います。

スウェーデンの学生について

スウェーデンの学生は日本の学生よりはるかにのんびりしているという印象を受けました。授業自体はハードだと思いますが、日本のように一日中授業があることは珍しいです。そして週に2、3日というのが普通です。アルバイトをすることもなく、多くの学生が学校のアパートで暮らしています。金曜日には多くの場所でパーティが開かれ、お酒を飲みます。そして、そのまま学校内のクラブに行くというコースです。週末は大抵そんな感じだと思います。私はまだまだ慣れないのでたまにしか参加しませんが。なので、アルバイトをしている学生が大半の日本とは大分異なっています。

そしていろいろな学生がいます。私のバディーは24歳です。高校を卒業して、アメリカに渡り、一度働いてからスウェーデンに戻って来て、いま学生をしています。自分の美容室を持ちながら、大学に通っている学生もいて、日本よりもいろいろなタイプの学生がいるような気がします。