Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2016年5月号 理工学部 Y.F

1.環境について

ドイツに来てから驚いたことは私の下宿している家の最寄りにある店で売られている食料品が安価で購入できることである。特にパンは一番安いものだと0.15ユーロ程度で購入することができた。飲み物は炭酸飲料ならば1.5リットルで0.35ユーロで購入できるものもある。実際にはペットボトルや缶の飲料はさらにその値段から料金が掛かるのだが、ドイツでは空き缶やペットボトルを回収する機械が設置している店舗があり、そこに入れるとその分の料金が返ってくるか料金分のレシートが出てくる。レシートは精算時に店員に見せればその分を差し引いてもらえるので実質その分の料金は掛かることなく購入することができる。

また、市庁舎の周りはカフェやレストランが密集しており、その多くが店先にもテーブルを並べており、多くの人が店の外で食事をとり、一息ついていた。

また、ドイツでは日曜日には開いていない店が多いのだが、カフェは開いている所もあるので、買い物をしておらず食材が不足している時に訪れた時もあった。ドイツは日本より日の入りする時間が遅く、サマータイム以降20時を過ぎても外が明るい日もあった。なので、外が明るいので時間を確認せず出かけ、不意に時計を確認した際に18時を過ぎていて驚くということがよく起こった。また、朝4~5時に目が覚めた際に夜が明け始めていたので日の出の時間は日本とほぼ同じであった。

 

2.日本から持ってきてよかった物

私が日本から持ってきてよかったと思った物は、小さく折り畳むことができるトートバッグである。ドイツでは休日は開いていない店が多く、平日の学校帰りに買い物をすることも多く、そのため普段使用している鞄は授業で必要な教科書やプリントを入れたファイルなどが入っており、あまり多くの物を入れることが出来ないという点、上記のような物が入っている中に野菜などの生鮮食品をいれたくなかったという点から買い物した物を入れる鞄としては適していなかった。私が持って行ったトートバックは折りたためば普段使用している鞄の中にも問題なく入れて持ち運ぶことが出来るので非常に便利だった。

もう一つはデビットカードである。私は買い物をする際、最寄りの店が非常に安価で買い物出来るのでよく利用していたのだが、そこではクレジットカードが使用できないので自ずと必要な現金が多くなり、予め日本から持ってきた分の現金では足りなくなり、ATMから引き落とす必要になることが多かった。また、知り合った日本の別の大学からの留学生はデビットカードを持っておらず、現金が必要な時に思うように用意できず困っていた時があった。その時、準備しておいてよかったと改めて思った。