Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2016年6月号 理工学部 Y.F

1.カルチャーショックについて

私がドイツに来て驚いたことは馬車が使われていたことである。私は乗ったことがないのでどこからどこまで移動しているかは知らないが、主に市庁舎周辺を移動し、乗客を送迎していた。

また、ビールなどの酒類の販売が活発であり、酒に非常に強いことである。店によっては清涼飲料水と同等かそれ以上に陳列している所もあった。イベント等で並ぶ出店にもビールや酒を販売している店が多数あった。一般の人がビールをケースごと購入し、台車のような物に乗せて運んでいる場面も何度か見かけたことがあった。私はあまり酒に強くないので、私が下宿先の方々と一緒に夕食を食べ酒を飲んでいると、私はすぐに眠くなり先に就寝した。次の日の朝、共同の台所へ行くと、大量のビールの空き瓶が置いてあり、皆酒に非常に強いと知り驚いたことがあった。

また、何かのイベントの際、出店だけではなく、普段何もない道に観覧車が置かれており、後日そこを通ると完全に消えていた。私の地元でもイベントがある場合、出店などが置かれることはあるが、観覧車まで置かれることはないので見かけた時目を疑った。他にも、道に置かれていた銅像が急に動き出すというパフォーマンスをしている人もおり、気付かず通り過ぎようとし急に動き出し非常に驚いた。

 

2.治安、危険を感じたこと、トラブルについて

幸いなことに私自身が事件に巻き込まれたりはしていない。だが、ロイファナ大学で知り合ったリューネブルクに住んでいる日本人女性が財布を盗まれたと言っていたのでそれを聞いて以降より一層自分の所持品は不用意に自分の手元から離れた所に置いておかないようにしている。トラブルはオリエンテーション期間中にウェルカムパーティーという行事に参加した時、17時集合のはずが集合場所についても誰もいないという時があった。ドイツに来てすぐだったので、連絡の取れる人もおらず、困っていた。だがもう一人後から来た人がおり、その人の知り合いの人に電話してもらい確認すると集合時間が19時に変更していたことがわかった。一旦家に戻り再び集合場所へ行くと今度は大勢集まっていたので安心した。友人に聞いてみたが、その友人も行く前に他の人から聞いて知ったと言っており、時間変更のメールも来ていなかったので結局なぜ変更されたかは分からなかったが参加することが出来てよかった。

また、家の家賃を振り込む際にも問題が起こった。大学内に銀行があり、そこでは振り込みが出来ず、市庁舎近くにある同じ銀行では振り込むことができるのだが、口座を作らなければ振り込むことが出来ないと言われた。友人は作ったみたいだが私は帰国後その口座をどう処理すべきかがよくわからなかったので作らかった。だが他に銀行を知らず行ったこともなかったので期限日近くということもあり非常に困った。調べたら口座がなくても振り込みができる場所がわかったのでそれ以降はそこで振り込みをしている。だが、そこは急に営業時間が変更されているときがあり、店前まで行き、そこで時間が変更されていたと知り、無駄骨に終わることも何度かあった。