Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ブレーメン応用科学大学
2017年11月号 理工学部 T.K

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

私が住んでいるドイツ・ブレーメンは海外の中では比較的治安の良い街であると思います。生活をしはじめて2ヶ月経ちますが今のところ身の危険を感じたことやトラブルに巻き込まれたことはありません。大学付近や中心街を夜遅くに歩く機会も何度かありましたが、危害はありませんでした。ブレーメンに住む人々は穏やかでフレンドリーな人が多く、街中を歩いているときに気さくに話しかけられたりしたことやトラムの中で初対面同士の人が急に世間話をはじめたりする光景をよく見かけます。

しかしながら、10月に開催されたフライマルクというお祭りや12月から1ヶ月間催されるクリスマスマーケットでは多くの人々が集まるため、そこに出向く際にはスリに合わないように注意しなければならない、と現地の友人にアドバイスされました。また、ブレーメンのなかでもGroepelingen(グレーペリンゲン)という地区はあまり治安が良くないらしく、この11月には発砲事件が発生しています。中心街からは離れているため、むやみに近づかないほうがいいでしょう。

上記のようにあまり治安が良くない地区もありますが、基本的にブレーメンは平和な街です。それでもやはり日本とは違うため、そのことを自覚しながら生活する必要はあります。それを念頭に置いていれば住みやすい街だと思います。

 


日本から持ってきてよかった物

私が日本から持ってきてよかったものは防寒に関するものです。ドイツの北側に位置するブレーメンの冬は寒く、朝と特に夜は冷え込みます。上下のヒートテックにダウンジャケットを着こむことで耐え忍んでいますが、真冬になるとマイナス十数度にまで達するらしいので、さらに分厚い防寒着の購入を現在検討しています。また、ブレーメンの天候は悪く、曇り時々にわか雨が多いです。そのため、折り畳み傘は常に携帯しておいた方がよいと思います(もっとも、ほとんどの欧州人は雨が降ろうと傘はささずに、移動していますが)。青空が見られたらラッキーに感じるぐらい曇の日が多いです。

「食」に関しては、特別これを持ってくればよかったというものはありません。日本食を作る際には、醤油や料理酒、みりんなどが必要になってくるかと思いますが、これらは街中に数店舗あるASIA SHOPで買い揃えることができます(少々値段は張りますが)。また、お米に関してはスーパーマーケットで普通に売られています。ドイツの料理もおいしいですが、味が濃いので日本食がときどき恋しくなります。自分で料理をする際には、現地ですべて揃えることができるので特に問題はありません。