Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2018年9月号 国際学部 S.T

オリエンテーションについて

私が行っている学部のオリエンテーションは、先生の長い話を聞くとかではなく、まず生徒同士で自己紹介しました。日本人は私ともう一人の龍大生だけで、この学部に日本人が来るのも初めてだそうです。年齢は関係ないですけど一応紹介しておくと、現地の学生は多分全員4回生で、留学生も私よりみんな年上です。アジアからは台湾、韓国だけで、あとはメキシコ、ブラジル、ドイツ、デンマーク、フランス、スペインから来ていて、なかでもスペイン人が多いです。自己紹介の後、いくつかのグループに分かれてEindhovenの町の中心に連れて行ってくれました。町の中心のことをシティーセンターと呼ぶらしいのですが、ショッピングセンターやポケモンセンターのような施設の名前だと思っていた、とハウスメイトに伝えると、なに言ってるの、みたいな顔をされました。シティーセンターに行くと、ここがみんながよく行くバー、クラブだよと教えてくれました。一服のために入ったレストランでオランダ人はさっそくビールを飲んでいました。楽しかったのですが、めちゃくちゃ歩かされました。学校に戻ってからは、学部の先生全員と、生徒で学内のカフェに行ったのですが、先生も生徒も全員ビールを飲み、外にいる人たちはビール飲んでタバコ吸ってお喋りして、という感じでした。私は今までビールもお酒もほとんど飲んだことがなく、留学でお酒のことで悩まされるなんて思ってなかったです。

 

日常生活について

こっちにきて初めの一週間は自分でご飯を作っていました。お鍋でご飯を炊いたのですが、ずっと強火にしてて目を放していたので、焦げて新しいお鍋を買いました。今は同じ学部の台湾人と韓国人と一緒に(といっても私はずっとつまみ食いしてるだけなんですけど)みんなで集まってご飯を作っています。そっちのほうが安く済むし楽しいしおいしいし、一石二鳥です。留学に来る前は、アジア人同士だと文化もそんなに違わないし、せっかくヨーロッパにきたから、ヨーロッパとか遠い国の人と仲良くしたいと思っていたのですが、みんな面白くて、頻繁にそのご飯のメンバーで集まります。旅行にも行きました。また、いつも集まっている友達の寮に住んでいるドイツ育ちのインド人がインドカレーを作ってくれたりしました。先日はその友達のドイツ人とフランス人も参加してご飯を食べました。途中で政治の話になったのですが、全然わかりませんでした。今まで親から何度も世間知らずと言われてきたのですが、さらに世間知らずを実感しました。たまに龍大生とも電話したりして、お互いの環境を紹介しあったり、悩みを相談しあっています。みんなそれぞれ悩んでて面白いです。

 

台湾人のつくる中華料理  一回生と留学生は無料で参加できるフェスティバル