龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東フィンランド大学マンスリーレポート

東フィンランド大学

2019年2月号 国際学部 S.K

レポート作成国際学部 S.K

試験について

私のとっているものはほぼ教育学なので、試験は今のところ受けたことがなく、今学期も試験がある授業は履修していません。ですが、その代わりにレポートがいくつかあったり、ラーニングダイアリーといった、毎回の授業で何を学んだか、今後どのようにしてその授業の分野について理解を深めていきたいかの日記のようなものを毎度毎度に提出して大体の評価が出ます。そのトピックとしては教育学ということもあり、現地の学校に行ってどんなシステムかを学び、どのような母国との違いがあるのかを短いもので2、3ページ、長いもので15ページにしてまとめます。多い時で1ヶ月毎週オブザベーションに行く時もあります。毎回同じクラスや学年ではなく、毎回違って朝礼のようなもので出し物ができたりするので面白いです。

 

フィンランドならではのイベントについて

2月といえば日本は節分とバレンタインですが、フィンランドではバレンタインと学年末です。

バレンタインですが、フィンランドは恋の日ではなく友達の日です。長く連絡のとっていなかった友人に連絡するチャンスだったり、いつもは素っ気なくシャイに見えているフィンランド人が、街でハグをしたりします。私的には少し違和感はありましたが、とてもいい日だと思いました。メッセージカードも、フィンランド語でハッピーフレンズデーと書かれていたり、先生も留学生が多い授業でフレンドシップについての紹介をしたりしていました。ですが特にこれといった料理があるわけでもなく、ただ友人に感謝する日いう認識であるようです。例えば、女の子は高校の時の友達を家に招待して一緒にご飯を食べていました。そのように、とにかく友達に感謝する日です。

そしてそのバレンタインの日は、高校3年生にとって最後の高校の登校日でもあります。この日の昼頃に卒業生は仮装をしてトラックの荷台にキャンディがいっぱい入った袋を持って乗り込みます。トラックはシティ付近をゆっくり1時間ほどかけて走行するのですが、とにかくその学生たちは道に向かってキャンディを放り投げます。私もシティに行ったのですが、この街にこんなにも人がいたのかと思うほど(普段は本当に通行人が少ないので)、一般の人が子供からお年寄りを含めてトラックを待っていました。その中にはもちろん卒業生の家族や親戚もいますが、とりあえず普通に街を回っているので、誰でも見学したりキャンディをゲットしたりできます。トラックに乗っている学生は個性豊かで、叫んではキャンディを投げて、本当に楽しそうでした。おそらくトラック10台くらいあったと思います。各高校に1台ずつのトラックで、運転手付きです。手作りの横断幕を作ってトラックをデコレーションしているところもあれば、みんなで衣装を統一しているところもありました。各高校の色が出ていたと思います。

日本とは違うと思うところが、これは自主参加型というところです。フィンランドは個々の意見を大事にするので、みんながみんな絶対参加しないといけないということではありません。私の友達のフィンランド人も、ほぼほぼ参加したようですが、一人は高校生の頃とってもシャイで参加していないと言っていました。この日とは別の日に卒業式が行われる学校も多いようです。

そして、この日の夜には違うイベントがあります。プロムです。

これは卒業生ではなく、高校2年生、つまり、次期高校3年生のためのイベントです。これは最終学年に上がることのお祝いのダンスパーティーです。これも参加したい人だけで参加します。が、大体の学生が進んで参加するようです。この日男子学生はタキシードを着て、女子はきらびやかな裾が広がったドレスを着てお化粧をバッチリして、派手なアクセサリーをつけて朝から登校します。そして彼らは7、8曲ほどのダンスを3回踊ります。午前中には各学校や小学校の体育館を借りて昼の部と2回、そして夜にはアリーナで全ての高校生が一斉に踊ります。これは一般客も見に行けるので、私もフィンランド人の友達と見に行きました。彼らの出身校の紹介をしてくれて、このイベントの詳しいことについても教えてくれました。普通に留学生だけで見に行ってもそれは知ることが出来ないことだったので、良かったです。

本当に素敵なイベントで、見た目も大人っぽいフィンランド人なので、もう本当に美しいイベントでした。男女ペアになるのですが、そのお誘いの話(女の子から、男の子からと決まってはいないみたいですが、私の友達の学校は大体女の子が踊りたい男の子を誘っていたようです。彼らによると、フィンランド人の男の子はとってもシャイだから怖くて誘えないみたいです)まで詳しく知ることができた良い機会でした。このような部分でも、性格面でフィンランド人は日本人と似ている部分があると思います。

私が一番感動したのは、最後の一曲です。

最後、メインのパートが終わってからは写真を撮ったり、観客席にいる人と喋ったりする時間になります。ですが、曲は続いています。それは高校生たちが家族と踊るための曲です。過半数ではありましたが、高校2年生という思春期真っ只中の男の子、女の子が自分の母親、父親と手を取り合って踊っていました。これは本当に素敵でした。本当に誰でも踊れるので、観客席にいる老夫婦も立ち上がって踊ったり、子供同士が踊ったりしていました。日本ではおそらく恥ずかしがって親と人前で踊ったりはしないと思います。心が温まりました。

バレンタインデーはとても天気が良く、最高気温も最近はマイナスではなくなってきました。晴れると綺麗ですが、雪が溶け始めてきていて、一番地面が滑る時期で危ないです。普通に歩いているだけでも滑ります。雪解けも楽しみではありますが、今しかできないことを欠かさず楽しんで行きたいと思います。

そのダンスパーティーの写真です。

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