Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2018年3月号 国際学部 T.S

余暇の過ごし方

課題などは多いのですが、セメスターを通しての授業時間は短いので、膨大な空き時間が生まれます。ここをどのように過ごすかはある意味で留学生活の充実を左右するかもしれません。基本的な余暇の消化の仕方は勉強、遊び、旅行の三つに分けられるでしょう。

余暇といえども、課題はこなしていかないといけません。多くの自由時間はここに消えます。課題以外にも帰国後の資格取得に向けての勉強もしなければいけません。これを乗り越えることで本当の楽しい余暇がやってきます。

遊びと言えばスポーツ、外食、おしゃべりが主です。個人的にはサッカーやバドミントンなどのスポーツを留学仲間と楽しむのがお気に入りの過ごし方です。またルームメイトとお互いの母国のご飯を作り合うのも楽しいです。

ヨーロッパで留学生活を送るなら旅行に行くのも一つの楽しみです。自分は12月にサンクトペテルブルグ、2月にコペンハーゲンへ行きました。どちらも非常に素晴らしい街で楽しい時間を過ごせました。

留学に来ている以上もちろん、勉学に励むことは大切だと思います。それでも慣れない土地でそこにばかり集中するのは、決して簡単なことではありません。適度な息抜きをすることで、楽しい留学生活を送れると思います。


ルームメイトとのご飯会

上記でも少しふれましたが、ルームメイトとお互いの国のご飯を作ってごちそうし合うことがあります。自分のルームメイトはセルビア人とモンテネグロ人です。この二国は隣国の関係にあるので食文化はほとんど変わらないらしいです。

二月に片方のルームメイトが「寿司を食べてみたい」と言ってきました。自分としてはすでに三回ほど作っていたので、断る理由もありませんでした。寿司以外にも味噌汁やだし巻き卵なども作ってみました。どちらのルームメイトもとても喜んでくれました。特に味噌汁の受けが良かったです。ワサビも気に入ったようで、この前キッチンで、買ってきたワサビをチーズにつけて食べていました。

今月には二人がセルビア料理をふるまってくれました。腹がはち切れるほどの肉料理を堪能しました。セルビアに関するいろいろな話も聞きました。

ルームメイトとご飯を食べていて思うことはたくさんあります。自分の国のご飯を褒められて嬉しく思うのはもちろんのことですが、「これは喜ばないないかもな」と思っていたものをすごくおいしそうに食べている時の驚きもあります。また、同じ釜の飯を食うという言葉がありますが、やはり一緒にご飯を食べることで互いをよく知る事ができると思います。外国人とのルームシェアというなかなか体験できない環境だからこそ、帰るまでにしたいことの一つですね。