Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年9月号 国際学部 H.S

<オリエンテーションについて>

今年は9月4日~6日の3日間でオリエンテーションが行われました。1日目は主に、東フィンランド大学での授業について詳しく説明がありました。例えば、1ECTs=およそ27時間分の学習になること、また、授業のスケジュールの組み方やもしそのとき授業同士がオーバーラップした場合には、その科目の担当教授と相談して解決すること、といったようなアドバイスも聞きました。

2日目のオリエンテーションでは、ISYY(Student Union)や、Syketta(スポーツをするための機関)、ESN(学生団体)の説明がありました。東フィンランド大学に留学しようと思っている方はStudent Unionに入ることを強く勧めます。1年間で€126を払えば、例えば学食なら、メイン料理・牛乳やジュース一杯・パン、サラダ食べ放題でだいたい€1.88(今でだいたい250円)です。そのほかにも交通機関の学生割引などにも使えるので、入っていてよかったなと思うことが多いです。次にSykettaは、バレーボール・バドミントン・サッカーなどのボールを使ったスポーツをしたいなら1年間で€33、それらも含めて、ヨガやダンス、水泳もしたいなら€66を払えば利用することができます。最後にESNからは、ランゲージカフェの紹介や、ラップランドやスウェーデンへの団体旅行のツアーについて聞きました。

最終日の3日目は、ヨエンスーでの医療施設の使い方や、うつ症状に対しての対策、図書館の利用方法について説明がありました。この3日間を終えてオリエンテーション内の説明はもちろん英語だし、長時間だし、で集中力を保ちながら聞くのが大変だと感じましたが、そこはもう根性で喰らいついていきました。

<携帯電話について>

やはり皆さんも戸惑うであろう、携帯電話についてお話しします。まず、私の場合についてお教えします。私は、日本にいるときから使っていたiPhone6sをフィンランドでも使用しています。注意してほしいのは、日本で使っていたままフィンランドに持ってきても使うことができないという点です。docomoやau、softbankで契約したiPhoneはSIMロックがかかっているので、海外で使いたいと思うなら、各携帯会社でSIMロックを解除する手続きが必要だからです。私はその手続きをふんで、こちらのSIMカードをさして使っています。ちなみに日本で今の携帯の休止手続きも済ませました。

ほんの一例ですが私の使っているSIMカードについても書いておきます。私はDNAという会社の“Super Prepaid”、データパッケージ名はUnlimited 30 days です。kioskiというフィンランドのコンビニで約€17で購入しました。30日間制限なく使用でき、Wi-Fiも必要ありません。PCはそのiPhoneをテザリングして使用しています。

それでもSIMロックを解除できないiPhoneや、日本で使っている携帯を解約してフィンランドで買いなおそう考えている方もいらっしゃると思います。その場合、フィンランドのSIMカードを入れられる携帯電話を1万~2万円で購入してください。言語設定はどの携帯でも日本語に設定できるので安心してください。その後は私と同じようにSIMカードを購入し、挿入後、設定画面の「テザリング・ポータブルWi-Fiアクセス」の設定を行えば使えるようになります。共に留学している友人のR.Fから教えてもらいました。

違う手段として、Wi-Fiルーターも存在します。現在フィンランドで使用している方によると、このルーターもkioskiで購入でき、最初に€59を支払った後、毎月€20支払えば使えるそうです。

私も携帯電話については本当に調べました。でもフィンランドの携帯電話の情報はあまり多くはありませんでした。ですから、この情報でぜひ、フィンランドに興味がある方や海外に興味がある方の助けになれればいいなと思います。