Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年10月号 国際学部 R.F

《環境について》

アパートについて紹介します。私の住んでいるアパートはLatolankatu(ラトランカツ)という通りにあります。ここは中心街からおよそ4キロ離れているため、通学にはバスか自転車を利用しています。どちらの手段でも20-30分ほどで大学に着くのですが、バスは基本、1時間に2本しか出ていないので注意してください。賃貸会社であるJoensuun Elliは留学生にはシェアフラットのみを案内しています。私も現在オランダとイタリアからの留学生2人とキッチン、シャワー、トイレを3人で共有しています。洗濯機は、アパートのB棟とF棟の二か所にのみ設置されていて、全体でシェアする形になっています。また、フィンランド名物サウナがアパートでも利用できます。週1日3時間、自由に利用できるので驚きました。アパートの設備は清潔で使い勝手もよく、不自由を感じたことはありません。もちろん暖房完備で、窓も二重になっており、10月20日ごろに初雪が降りましたが部屋は暖かく、快適に生活できています。

私がこのアパートを選んだきっかけは、先輩が「いろんな国の留学生と交流できて、にぎやかだよ」とアドバイスをしてくれた事と、近くにスーパーがある事、そして家賃の安さからでした。安さを追求したあまり、‟no-furniture”にしてみたのですが、これはあまりお勧めしません!笑 到着してすぐの部屋には、クローゼットしかないという状況です。先日、そんな何もない私の部屋を心配したルームメイトが、中古のベッドを運んできてくれました。この出来事を機に、慣れない環境でむやみに自分を追い込むことは控えよう、と思いました。

間違いなく備え付けのものよりフカフカな私のベッド!

《バスについて》

移動手段として自転車とバスは欠かせないのですが、冬場はどこに向かうにもバスを利用することになると思います。LatolankatuのE棟のすぐそばに最寄りのバス停があるのですが、そこは1と書かれたバスが来ます。20分ほどでシティに到着するのですが、日本のバスのようにアナウンスをしてくれないので、初めのうちは携帯の位置情報を使って目的地が近づいたら車内のSTOPボタンを押すようにしてください。また運賃は現金でも定期券でも乗車時に先払いで、時間帯と移動範囲によって値段が変わるので注意が必要です。定期券はシティにある建物で購入することができ、1か月ごとに更新する形になっています。5回ほど往復すれば元が取れる、というくらいの安さなので買っておいて損はないと思います。

JOJO JOENSUUのバス定期券とその定期入れです

また、慣れてくると、アパートから歩いて5-10分ほどの距離にある、2と書かれたバス停から通学するかもしれません。そこから乗車すると、キャンパスのすぐそばで降りることができます。1のバスは降りてから大学まで10分ほど歩くので、どちらを選んでも冬場の厳しい寒さに耐えなくてはなりません。2のバス停の近くにはSマーケットと、中に郵便局がある大きめのKマーケットがあり、学校帰りなどに立ち寄って買い物をして帰ることができるので大変便利です。