Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2017年5月号 国際学部 S.S

『この留学を振り返って』

約9ヶ月の東フィンランド大学での留学生活が終わりました。今感じるのは本当にあっという間の9ヶ月だったという気持ちです。長期留学が初めてであった私は期待と不安でフィンランドに初めて来たことを今でもよく覚えています。ここでの生活は何もかもが新しく新鮮でした。英語でフィンランドの教育制度を深く勉強できたことはとても興味深くまたアカデミックレベルの英語を扱う難しさを痛切に感じ、遣り切れず、歯がゆい思いをすることも多かったです。しかし、英語で勉強することの楽しさ、様々な国の生徒と意見を交わすことの面白さを感じられたことは日本ではなかなか経験できない貴重な経験となりました。学校以外の場面でも多くの留学生、フィンランド人、現地の小さな子どもたちから年配の方まで本当に沢山の方と関わることができました。彼らからは学校では学べない沢山の話を聞くことができ、今まで考えたことのないことに気づかされることも多かったです。このフィンランドでの経験はかけがえのないとても幸せな時間でした。自分なりに積極的に行動して、より沢山のことを吸収できたことも満足しています。またこの留学のチャンスをつかむことができ、沢山の貴重な経験をし、素敵な方々と出会えたことにとても感謝しています。

 

『帰国後どう留学経験を活かす予定か』

現在私は3回生になり、今後、自分は何を本当に勉強したいのかを具体的に決めなければいけません。東フィンランド大学で学んだ科目の中でとても私の興味を引いたものがあったので、龍谷大学でも引き続き研究をしていきたいと思っています。またインターナショナルな環境での学びは私に日本語以外の言語を使って人とコミュニケーションをとる楽しさを教えてくれました。今後も英語はもちろん、他の言語にも挑戦し、将来はグローバルな人材として世界で活躍できる存在になりたいと思います。そしてこれからも国籍を問わず多くの人と関わり、今までは知らなかったことに気付き、自分は何をすることができ、何をしたいのかについても真剣に考えたいと思います。フィンランドでの経験は私の価値観を大きく変えるきっかけとなりました。フィンランドで仕事をされている日本人の方にもお会いする機会があり、海外で仕事をされている方にとても興味を持つようになりました。この留学は今後の私の決断に大きく影響すると思います。