Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2016年11月号 社会学部 T.M

カルチャーショックについて

私にとってフィンランドは大変過ごしやすく特に大きなカルチャーショックは感じていません。フィンランド人は基本的に穏やかで、時間に正確であるため日本人にとって非常になじみやすいのではないかと思います。ただ、気候に関しては多少ショックがあります。朝起きてもしばらく辺りは暗く、昼ご飯を食べてゆっくりしているともう日が暮れています。日が暮れると例えそれが15時であっても一日が終わったように感じるため、それまでに何かしなければと焦りを感じることは多々あります。

また、基本的に留学生との交流が多いため、他国からショックを感じることはあります。時間を守らない人、物を汚く扱う人もいれば、困っている人を見ると頼まれなくても助ける人、答えに困るほど日本に興味を持って話を聞いてくれる人など良い意味でも悪い意味でも非常に多くの違いを感じます。フィンランドだけでなく様々な国の文化に触れられるのはこの大学の良い点の一つです。

 

ルームメイトについて

私の住んでいるLatolankatuという寮では二人のルームメイトがいます。三人で共有するキッチン、トイレ、シャワーがある家の中に個別の部屋が三つあります。そのため、シェアルームですが一人の時間を過ごすこともできます。私はルームメイトと仲が良くいつも一緒にご飯を食べています。学校から帰りルームメイトと今日あったことについて話したりすることはリラックスできますし、お互いの国についての話で文化について知ることもできるためルームメイトと仲良くすることは非常に大切だと思います。友達の多くもルームメイトと楽しくしていると聞いています。ルームメイトに少し問題があるという人も中にはいますが、その多くは少し話し合えば解決できるものです。共同の物をきれいに扱ったり、掃除を分担したりといった基本的なところさえしっかりしておけば楽しく過ごせると思います。