Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2016年3月号 国際文化学部 N.O

【余暇の過ごし方】

3月も終わりを迎え、極寒の冬の寒さから大分暖かくなりました。路面の凍結していた雪がなくなり、自転車で通学する人々、休日に散歩したり、サイクリングしたりする人々が増えてきました。しかし、それでもまだ雪が降る日があるなど、肌寒く感じる毎日です。フィンランドは、冬が長く寒さが続くため、外出する意欲がなくなり、家で休日を過ごすことが多くなります。そのため、参考書や本などの室内で時間をつぶすときに必要なものを持ってくることをお勧めします。私の場合、家で時間があるときには、たまに編み物をしています。ヨエンスーには、毛糸などの手芸用品を売る店が多いため、家で時間をつぶすための趣味の1つとして始めてみるのもいいと思います。厳しい寒さによって家にこもることが続く冬休みには、他の国々へ旅行に行きました。天候や季節によっても余暇の過ごし方は変わります。最近は、日照時間も今までより長くなり、天気が良い日には気分転換のために外に出かけるようにしています。


【ヨエンスーについて】

ヨエンスーは、とても静かな小さな街で、ショッピングセンターがある街の中心からはずれると、すぐに森や川といった自然を目の当たりにすることができます。夏には、鮮やかな緑、冬には、真っ白な銀世界が辺り一面に広がり、日本にはない自然の美しさにとても感動しています。大学のそばの森の奥に、とても広大な湖があります。3月が終わる頃に、そこへ行ってみると、湖が凍り、その上を歩くことが出来ました。湖の全てが凍っている景色、湖の上を歩く不思議な感覚にフィンランドの魅力のひとつである自然を実感できた喜びを感じました。ヨエンスーには、ヘルシンキほど娯楽を楽しめる施設が多くないですが、クラフトショップや小さなチョコレート専門店などヨエンスーならではのお店を楽しむことができます。また、ヨエンスーの美しい自然に囲まれながら、冬にはスキー、天気が良い日にはサイクリングなどをしてレジャーを楽しむことも出来ます。私は、残り少ない留学期間でまだまだヨエンスーの魅力を探していこうと思います。