Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2016年4月号 国際文化学部 R.K

<現地の学生、友人について>

私は留学生なので、フィンランド語開講の授業が取れなかったため、フィンランド人と同じ授業を取ることは多くはありませんでした。しかしそれでも、フィンランド人はとても真面目に集中して授業を受けているイメージがあります。私は中国語の授業を取っていたのですが、その授業にはフィンランド人が多くいました。フィンランド人には難しい発音や文字が出てきても、授業中に必死に覚えようとしていましたし、皆で発音する時も、積極的に大きな声を出していたのはフィンランド人でした。フィンランド人と一緒に授業を受けることは、自分にとって良い意味でとても刺激的で、自分の授業態度を見直す良い機会になりました。

初めは、フィンランド人の友達を作るのは難しいと思っていました。もちろん人によりますが、フィンランド人はシャイな人が多いので、頑張って話しかけても距離を感じてしまうことが多かったからです。しかし、何度か話して仲良くなってからは、積極的に遊びに連れて行ってくれたり、困った時にはたくさんアドバイスをくれたりと、今は仲の良い友達が出来て本当に嬉しいです。一概には言えませんが、フィンランド人は初めシャイでも、仲良くなってからは本物の友達になれると思います。

<フィンランドの祝日>

フィンランドでは5月1日にVAPPUという祝日があります。この祝日は、春の訪れを祝うもので、フィンランド人にとって最も大きな祝日の一つだそうです。この日は、多くの市民が市街中心部に繰り出します。私が住んでいるヨエンスーという場所はとても小さい街ですが、こんなに人がいたのかというくらいの人がcity centerに集まっていました。city centerでは車のショーが行われ、1990年代のオシャレな車が街を一周していて、私を含め集まっていた人達はそれを見て楽しんでいました。それから、各々好きな場所でピクニックを楽しみました。私が友達とピクニックをした場所には多くの人がいて、そこにはステージがあり、ステージ上ではバンドが演奏をしていました。また、フィンランド人は、高校を卒業する時にもらうという白い帽子を被って、この日を祝っていました。日本の祝日と祝い方がとても違っていて面白いと思いました。