Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2016年11月号 国際学部 M.Y

《カルチャーショックについて》

フィンランドで暮らし始めて3ヶ月が経ち、様々な面でカルチャーショックを受けました。まず、フィンランドでは水道水が飲めます。飲み水を買わなくていいのは、とてもありがたいことです。バルト三国へ旅行に行った際、水道水が飲めなかったので、スーパーで水を購入しましたが、日本でも売っているメーカーのものを飲んで、おいしくないと感じたのは自分でもびっくりでした。それほどに、フィンランドの水はきれいで美味しいです。

フィンランドでは、常にクレジットカードを使うという点でも日本と違うなと感じました。日本では、クレジットカードは、大きな買い物や、ネットショッピングの時に使うという認識でしたが、スーパーや学食などの日常的な場面でもみんなカードを使っており、現金を使う機会はバスに乗るときくらいで、とても少ないです。カードに関してですが、私はライフカードというカードを使っていて、これは海外で使うと5%キャッシュバックされる特典があるので、海外留学に行く人にはぴったりのカードだと思います。

雨や雪が降っていても気にせず、傘をささずにみんな外に出ていることにも驚きました。韓国人の友達も同じように驚いたそうですが、チェコ人の友達からすると普通らしく、「だって人間砂糖でできてるわけじゃないから、濡れても溶けたりしないでしょう?」と言われ、なるほどなあと笑ってしまいました。

《バルト三国旅行》

東フィンランド大学では、授業が曜日固定で毎週同じ時間に開講されるわけではなく、3日間の連続講義で終了したり、9月にスタートして10月には終了したりと、とても不規則で、たまに全然授業がない週があったりします。そのタイミングをうまく利用して、先日友人と3人でバルト三国に旅行に行ってきました。ヘルシンキから、エストニアの首都のタリンまではフェリーで2時間半で行くことができ、そこから、エストニア、ラトビア、リトアニアの首都をバスを使って移動し、観光しました。旧市街はフィンランドとはまた違った雰囲気で、写真をたくさん撮りましたし、どの国もフィンランドよりも物価が安いので、外食やショッピングも楽しめて、とても充実した1週間でした。フェリーやバスを使うと、とても安く周遊できるので、機会があればぜひ訪れてみてください!

エストニアの首都、タリンの旧市街。

(この鳥はホンモノです)

ラトビアの首都、リガの旧市街。

リガ大聖堂で世界最古のパイプオルガン演奏を聴きました。

ステンドグラスもとってもきれいでした。

リトアニアの首都、ヴィリニュス。