Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2015年3月号 経済学部 T.S

【余暇の過ごし方】

大学の講義や試験やレポートをする時間以外に自由に使える時間はかなり多くあります。他の日本人の留学生は、そんな空き時間を自分の趣味や勉学の時間に充て充実させているようですが、私は自分の時間の使い方に後悔をしているうちの1人です。一人の時間を、目的を持って有効に使えるような人であれば問題ないかもしれませんが、留学中の貴重な時間を浪費しないよう注意し、工夫する必要があります。

私は前期のセメスターでは、ルームメイトと常に部屋にいるのを窮屈に感じていたため、ほとんどを図書館で過ごしていました。しかし、後期のセメスターからは部屋を一人で使えるようになったことや外が寒く暗いこともあり、特に授業やイベントがない日には一日中家にいるようになってしまいました。昔から意識の切り替えが苦手で、家では他のことが気になり勉強に集中できないため、主に図書館を利用していたのですが、その癖を変えることができず、後期からは勉強時間がかなり減ってしまいました。日本で予定を詰めてばたばた過ごしていた日々を考えれば、のんびりとしながら、たまに自分と向き合って考えながら過ごす時間も有意義ではありますが、さすがに私は“ぼーっ”としすぎていたと残り少ない留学期間を前にして、大変反省しています。

最近、この習慣を改めるためにも、平日は授業がなくても大学の図書館へ朝から通うようにしています。春が近づいてきて日が昇るのも早くなってきているので、早起きも楽しくなってきました。朝型に切り替えてからは、心なしか集中力も高まっているように思います。この朝型サイクルにより時間を有効活用しはじめているので、これを継続させるようにします。

 

【ESNについて】

ESNは、ERASMUS (European Region Action Scheme for the Mobility of University Students) の略で主にヨーロッパの大学に在籍する学生に対して教育や交流の場の提供支援を行っています。私たちヨーロッパ圏外からの留学生もStudent Unionに登録すれば、ESNとして活動に参加することができます。

ESNの交流イベントには、歓迎パーティーのような “Get to Know Each Other” や母国の料理を持ち寄って異文化交流を楽しむ “International Dinner” 、ソリ滑りやサウナをみんなで集まって楽しむような様々なイベントがあります。さらに、旅行会社がESN Tripと宣伝するラップランドやサンクトペテルブルク、ストックホルムへも個人で行くより安く、大勢で騒ぎながら楽しく旅行をできるイベントもあります。

ESNの活動は、Student Unionの職員さんとBoardメンバーというESNの学生の活動によって行われています。ESNのメンバーであれば、誰でも運営会議に参加することができ、Boardメンバーなることもできます。みんなで盛り上がることが好きで、自分の手で活動を運営したりサポートしたいという人にとてもおすすめです。

これらのイベントは主にFacebookのESN Joensuuのグループページ上で宣伝されています。UEFに来る留学生のほぼ全員がFacebookユーザーなので、Facebookへの登録はマストです。

 

※写真上:Joensuuでオーロラ観測  写真下:International Dinnerにて