Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2015年10月号 国際文化学部 N.O

【環境について】

―大学設備、学習環境―

大学の図書館には豊富な書籍と充分な自習スペースが確保されており、日曜日以外は毎日開いています。また、ヨエンスーには大学の図書館だけでなく、市の図書館もあり、そこには、コミックや、小説、DVDCDなども借りることが出来、平日は20時まで開いているので、学内に限らず学習環境は整っていると思います。大学内には、カフェもあり、私は、たまにここで勉強したり、友達とお話しするなど自分の息抜きができる空間として使っています。各建物の中に食堂やカフェがあり、自分の好きな時に食事をとれるので、とても便利です。学食は安く美味しく、サラダやパンは好きなだけとることができ、平日だけでなく休日も利用できる食堂もあり、一人暮らしの学生にとってはとても便利で嬉しいサービスだと思います。

―生活環境―

標識、店の名前や商品名などすべてフィンランド語で書かれているので、最初は戸惑うかもしれませんが、英語の通用度はかなり高く、現地の人々は、英語で対応してくれる人が多いため、基本的に生活に困るということはないと思います。しかし、中には、英語が喋れない現地の人々もいるので、生活に必要な単語程度はあらかじめ知っておいた方が、良いかもしれません。

生活に必要な物は、中心街でほとんどそろえることが出来ます。ただ、休日になると、営業時間が短くなったり、日曜日になると営業していない店もあるので、事前に確認する必要があります。

【住居について】

私は、Riverside Residence というアパートメントに住んでいます。ここは、目の前にスーパーマーケットがあり、大学や駅だけでなく、中心街にも近いため、生活するにあたってとても便利な場所に位置しています。1人部屋は、ビジネスホテルの1室のような部屋で、部屋の中には、ベッドと机があり、収納できる家具は備え付けてありません。2人部屋は、1人部屋よりも家賃も安く、クローゼットもあります。部屋の明かりはランプのみで、夜になると部屋の中がとても暗くなるので、新しくランプを購入した友達もいます。寮の中には、サウナや、ラウンジがあり、自由に使うことが出来ます。キッチンは寮の中に1つで、共同で利用しており、地下には、洗濯機と乾燥機もあり、自分の好きな時に使うことができます。キッチンに行くと様々な国の人々と交流することが出来るのと同時に、自分には理解できないようなこともあり、異文化の中で生活する楽しさ、難しさを実感しています。自分に適した環境で暮らせるように早くから住居に関する情報を集めることをお勧めします。