Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2015年1月号 経済学部 T.S

【日本から持ってきて良かったもの】

Sushi Party

日本から持ってきて良かったと思うものはタコ足コンセントです。ルームシェアをしていると、どうしても使用できるコンセントの数に限りがあるので、タコ足コンセントは非常に役に立ちました。フィンランドでほとんどのものを購入することができるので、特にこだわりがなければそれほど心配する必要はないと思います。しかし、フィンランドは高税率国家であり、さらに現在円安ユーロ高ということもあり、日本では安価で手に入る物(洗濯ネット、ファイル、南京錠、自転車のライト等!)でも現地では意外と値段が張るので、スーツケースに余裕があれば持っていくことをお勧めします。また、文房具にこだわりのある人は勉強を捗らせるためにも、自分の使い慣れたものを持っていってもいいと思います。こちらの学生はシャープペンシルではなく、ペンを主に使用しているので品揃えはよくないように思います。しかし、現地のものを購入するという楽しみもあると思います。

Polish Dinner

【フィンランドでの食事事情】

フィンランドのスーパーでは主食や野菜や果物の値段は安く、お菓子やお酒は特別税がかけられているため高くなります。私の近所にあるスーパーでは例えば、日本米に似ているPuuroriisiというお米やキャベツは約2ユーロ/kg、パスタやじゃがいもやリンゴは約1ユーロ~/kg、鶏肉は約13ユーロ~/kg、少し大きめの板チョコレートは約1.9ユーロ~です。また、外食はファストフードでは5ユーロ~、レストランに行くと10ユーロ~が相場になると思います。ちなみにフィンランドにはチップの習慣はありません。フィンランド人は主に家庭で食事をし、外食をするのは特別な時に少し良いもの を食べに行くという感覚のようです。そんな中、学食は1.9 ユーロ~と学生のお財布に優Itaria Pasta Lunchしい価格設定となっています。これは、フィンランドの政府が料金の大半を負担しているためです。また、フィンランドは蛇口からの水を飲むことができる国なので、飲料水には困りません。

私は学校がある日のお昼は学食で、それ以外は自炊をするようにしています。たまに友達と一緒にご飯を作って食べたり、外食をしたりしながらバランスをとっています。日本食が恋しくなる時もありますが、どこのスーパーでもお醤油を購入することができるので、日本から持ってきた粉末出汁を使ってある程度のものは作ることができます。

日本食と言えば、やはりお寿司が人気なようで、巻き寿司パーティーを何度か開きました。割高ではありますが、巻きすや海苔や米酢やワサビ、そしてガリまでこちらのスーパーで手に入れることができます。また、お寿司の手作りキットなるものまで販売されていて、海外でのSushi人気が窺えます。