Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2014年4月号 国際文化学部 F.K

授業について

・Current trends in education

この授業は、留学生とフィンランド人の学生、両方とれる授業でした。グループワークが中心で、数回の授業と各グループで集まって作業を進めました。まず、ランダムに選ばれたグループに分かれて自分達の興味のあるトピックや国、組織を話し合い、何について調べるかを決めます。私のグループは、ベルギー人、ギリシャ人1人、フィンランド人2人の5人グループで各国の高校中退率の比較、セカンドチャンスの制度について比較しました。最後に、グループでのエッセイとプレゼンをして、他のグループのプレゼンテーションについてのレビューを書いて提出しました。各国の現在の教育事情を知るいい機会になりました。一番興味深かったのは、ナミビアの教育事情についての発表でした。私にとってはあまりなじみのない国だったので、ナミビアの教育について聞くことができて良かったです。提出したエッセイの中には、グループごとの活動(どのように作業したか)なども書きました。

 

・Finnish 2

Finnish 2は、基本的にFinnish 1を修了した学生か、それ同等の語学力を持っていないと受講することができません。内容は、Finnish 1に比べると格段に難しくなりましたが、しっかりと自分で予習、復習をすればついていけるものでした。具体的には、過去形や現在完了形、病院やレストランへの予約の取り方、名詞の複数形の活用の仕方などでした。今回は、自分の故郷についてのフィンランド語でのエッセイとプレゼンテーションも評価に含まれていました。テストは、2回に分けてあり、中間テストでは主にライティングとリーディング重視でした。最終テストでは、リスニング、ライティング(短いダイアローグなど)、スピーキングがありました。

 

自由テーマ

先日、学生の参加希望者と一緒にハイキングに行きました。6kmと11kmのコースがありましたが、せっかくならと11kmのコースを選びました。基本的なコースは林の中にあり、予想していた以上にハードでした。また、雪が残っていた場所もあり、私はスニーカーで参加していたのでとても滑って大変でした。景色を楽しむ余裕もなく、ただひたすら先導者についていく形になってしまいました。しかし、途中の休憩所やゴール地点で見た景色はとても綺麗で、参加して良かったと感じました。このハイキングの中で、凍った湖の上に立つという経験もできました。歩き終えた時、達成感を感じる事もできました。

イースターブレイクを利用して、初めて一人でヘルシンキに観光に行きました。今回の旅行は、日本の家族や友達へのお土産探しもかねていました。ムーミンショップや、アカデミア書店、スオメリンナ島など、一人で気ままに行動出来たので、とても楽しかったです。旅行に出発する前は、不安もありましたが、いざ出発してみると自分でどうにかするしかないので、良い経験になったと思います。