Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2014年10月号 国際文化学部 S.T

【環境について】 大きく分けて自然環境、生活環境、学習環境について説明します。まず、自然環境については北欧に位置するだけあり、日本とは比べ物にならない程の寒さを経験することになります。今年の九月、既に初雪が降り、例年一月にはマイナス30度を下回ることがあるそうです。次に生活環境について。フィンランドにおける英語の水準は非常に高く、フィンランド語が話せなくても基本的に困ることはありません。治安や交通マナーの面でも良く、仮に深夜に一人で出歩いたとしても危険な目に遭うことはまず無いと思います。学習環境については、大学の施設がとても充実しています。豊富な蔵書と自習室を有する図書館に加え、無料で診察を受けられる診療所も学内にあります。その他、学生料金で食べることのできる食堂などがあり、学生の学びをサポートする環境が整っています。

【自分に合った留学を】 去年の夏にフィリピンへの語学留学、そして現在のフィンランドへの交換留学の二つを経験して感じたことがあります。まず、目標を明確にした上で留学に臨むことが大切であるということです。なぜその国なのか、なぜその大学に行きたいのかを十分にリサーチすることが必要です。また、語学力の向上のみを目標とするならば、語学留学をお勧めします。東フィンランド大学への交換留学では基本的に英語を学ぶ講義はありません。自分のスタイルに合った留学を選択することを忘れないでください。