Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2014年2月号 文学部 H.O

1.現地の学生・友人について

イースタンフィンランド大学にはフィンランド人はもちろん、ヨーロッパを中心に様々な国から留学生がいます。アジアのほかの国からも留学生がおり、非常に国際色豊かな大学です。オリエンテーションや授業、様々なイベントを通してたくさんの友達ができました。大きなカルチャーショックなどを受けることはあまりありませんが、へーというような驚くことも時々あります。特に感じるのは食文化です。日本人は夜ご飯など、しっかり調理して食べますが、ヨーロッパの学生たちはパンとハムなど、簡単なもので済ませることが多いようです。また、多くの学生たちが日本のことを好きだと言ってくれます。彼らの多くは漫画やアニメ、寿司などの日本の文化に興味があって、日本に好印象を抱いているようです。そういったときはやはり嬉しいです。と同時に、しっかり日本のことについて学ばなければならないなという気持ちも抱いています。授業では国ごとに比較であったり、お互いの国について話したりする場面が多々あります。そういったときに、単なる自分の思い込みや考えを話すのは無責任なことだなと感じました。他の国の学生にとって、自分が話すことが日本に対する考え方や知識に繋がるからです。そういう考えを抱いたのも、他の留学生たちの考え方や、授業に対する態度、知識に刺激を受けたからです。これからも良い関係を築いていきたいと思います。

 

2.自由テーマ

2月にSports Day という大学で行われるイベントで、私はアイスフィッシングに参加しました。冬のフィンランドの気温はマイナス10-20度なので、湖が厚さ40cmほど凍っていて、そこの上でドリルみたいな道具で穴を開けて釣りをします。気温の低い中、ただじっと魚がえさを食べるまで待つのは、辛いですが、やっと一匹釣れたときは嬉しかったです。しかし少し吹雪き始めてしまったせいか、気温もまた更に下がり、1時間ほどで断念してしまいました。釣れた魚はフィンランド料理にもよく使われるそうで、フィンランド人のインストラクターの方がその魚のさばき方と調理の仕方を教えてくださいました。沢山釣ることはできませんでしたが、寒い国、フィンランドならではの体験が出来てよかったです。