Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2013年9月号 経営学部 M.S

オリエンテーションについて

9月に入るとすぐに全交換留学生に向けたオリエンテーションが行われます。オリエンテーションは3日にわたって続き、1日目はフィンランドの文化や歴史、学校の簡単な概要などについての説明がされ、2日目にはフィンランドでの生活や安全面、ヨエンスーの説明、またフィンランドの気候による精神面での問題などについて説明されます。3日目は学部の説明が一つずつ行われます。オリエンテーションと聞き、数十人の交換留学生を想像していましたが、全交換留学生の数は約400人らしく、大学院生も含めると約500人にも上ります。ほとんどがヨーロッパ圏からの留学生で、中国人と日本人がちらほらいるといった感じでした。初日で緊張していましたが、ジョークを交えたレクチャーはとてもおもしろく、そういった意味でも緊張をほぐしてくれたと思います。

オリエンテーションが終わってから学校が始まるまで人によっては、1週間ほど休みがあるのでその期間を有効に使えるように日本から何か時間をつぶせるものを持って行った方がいいと思います。早めに到着していたので、オリエンテーション前に全ての手続きが終わっていたため、オリエンテーション後に急いで手続きをする必要がありませんでした。それらの手続きはチューターさんが丁寧に一つ一つ手伝ってくれるため、心配する必要はありません。しかし、龍谷大学で言う生協会員のようなものにみんな入るのですが、その際に証明写真のデータと保険の証明書と約130ユーロを現金で払わなければいけないので、その準備は日本でしておく必要があると思います。

 

自由テーマ

自由テーマについては、出発前の準備について書きたいと思います。出発前に余裕をもってすることは、なによりもまず入国許可証です。私は7月に入ってからし始めたのですが、入国許可証に必要な書類を入手するのに3週間かかり、テスト期間に焦って東京の大使館に行かなければならず、その発行も渡航までに間に合うかもわからず不安な夏休みを過ごしました。調べたところ、大使館に行った後2週間ほどで届くようですが何よりも早く手をつけるべきだと学びました。また、現地で現金を引き下ろすことができるキャッシュパスポートの作成もお勧めします。安全性も非常に高く、ATMで簡単におろせるのですぐに現金が欲しい時でも非常に便利です。また、デビットカードなので使いすぎる心配もないと思います。もちろん発行には時間を要するので早めの手続きをお勧めします。クレジットがあればほとんどの買い物は出来るのですが、学期初めのstudent union(学生生協のようなもの)や、寮の支払いなどは現金のみなので、クレジットで済むだろうと手持ち現金をあまり持ってきていなくて支払いが間に合わず困っている他大学の日本人学生もいました。