Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2013年3月号 国際文化学部 C.K

―日本から持って来たら良かったと思う物について―

【持ってくるべきと思ったもの】

サンダル―野外のサウナや洗濯室に行くときなどにあると便利だと思います。買うと高いです。それほどかさばるものでもないので日本から持参が一番いいと思います。

スリッパ―売ってるようであまり売ってない印象です。スーパーでは見つからなかったので私は日本から送ってもらいました。

小さい空ボトル―旅行のときに化粧水等を入れるのに使うようなものです。色々店を回って探してみたのですが、見つからなかったです。

日本のお土産―フラットメイト、チューター、お世話になった人など、渡して喜んでもらえたので持ってきてよかったです。

水着(帽子、ゴーグル)―サウナに入りたければ水着は必須です。大学の近くにプールがあり、私はそこでがっつり泳ぎたかったので水泳用の水着、帽子、ゴーグルも持って来て正解でした。

厚手の靴下文房具タオル―売ってますが割高で、買うのをためらいました。

【持って来なくてよかったと思うもの】

カイロ―あまり屋外に長時間いることがなく、室内は暖かいのがフィンランドなので、カイロを使うタイミングがあまりないです。でも私はオーロラ観測のときに重宝したので、あって無駄ではなかったです。

コンタクト洗浄液―ソフトコンタクトレンズを使っていて、無いと困ると思い大きいボトルで持ってきたのですが、薬局(apteekki)に売っていました。

生理用品化粧落し―質が悪いのかなと思ってたのですが、日本のものとあまり変わらないものが売ってます。

 

―現地の学生、友人について―

秋学期、ヨエンスーに留学に来ていた交換留学生のほとんどが、1学期間のみの留学でクリスマス前にはみんな帰国してしまいました。せっかくできた留学生の友だちも半年でお別れなんて寂しいなぁと感じていましたが、春学期になってまた新しい留学生たちと出会うことができ、今は先学期とはまた違った雰囲気で留学生活を楽しんでいます。半年で入れ替わる留学生の友だちがいる一方で、留学当初から仲良くしてくれているフィンランド人の友だちもいます。自分のグループのチューターさんや、以前日本に留学に来ていたフィンランド人の学生、また、日本に興味を持っていて日本に留学したいと思っている学生など、友だち伝いに仲良くなることもよくあります。大きなイベント事に参加してそこでたまたま知り合ったフィンランド人と、連絡を取るようになって仲良くなったこともあります。とにかく自分から積極的に外へ出て、人の集まるところに行くことが友だち作りのきっかけになると思います。

 

―自由テーマ:オーロラ観測について―

ラップランド地方などフィンランドの北の方に行けば見れる可能性が高いオーロラですが、今年はオーロラの当たり年らしく、ラップランドより南に位置するこのヨエンスーでさえ見ることができるかもしれない、と言われていました。わたしはオーロラが出そうな日をオーロラ予報のホームページでチェックして、出そうな日はしっかり防寒して家の近くで何度か観測を試みていました。 オーロラを観測できる一番の条件として、晴天であることがあげられます。3月初め、雲一つない空の日に、一度オーロラ観測をしに、森の近くの街灯が少ないところまで行ってみましたが、その日は本当に小さな、白い雲のようなオーロラしか見ることができませんでした。それでも、まさかヨエンスーでオーロラが観られるなんて期待はしていたものの、思ってもいなかったので、小さくても空に現れたその瞬間は本当に感激しました。その小さなオーロラに感動した、数週間後の3月17日に、これぞオーロラ!と言えるような大きなものに出会うことができました。時間は夜の8時半くらいだったと思います。街灯がいっぱいあるアパートの外からでさえ、はっきりと大きな緑色の光の筋が見えました。走って近くの街灯が少ない広場まで行き、1時間ほどオーロラ観測を楽しみました。次々に新しい光の筋が空に現れ、すーっと消えてはまた違う所に現れ、ゆらゆらとカーテンのように揺れて光るものまで見ることができました。写真におさめるのがなかなか難しく、きれいには撮れなかったのですが、こんなにはっきりとこのヨエンスーで見られたこと、それだけで大大大満足でした。