Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2013年2月号 国際文化学部 H.T

授業紹介②
今回、私が紹介したい授業は、“History of Karelia” です。名前の通り、Kareliaの歴史について学ぶ授業です。そもそもKareliaというのは、フィンランドとロシアの国境付近にある地域です。この地域の歴史は、ロシア、フィンランド、スウェーデンの歴史にも大きく関わっています。1週間に3回あり、また朝8時から始まることも何回かあったので少し大変に思いましたが、内容は面白いものでした。授業内では、紀元前から1900年代後半あたりまでの歴史を学びます。私が一番興味を持ったのは、Kareliaはフィンランドやロシアの文化が混在しているという所です。他にも、Kareliaがどのような歴史的な道を歩んできたのかを知ることが出来ます。この授業は、授業が全て終わった後のテストが重要です。私は、この授業のテスト勉強が他の授業のテスト勉強よりも大変に感じました。なぜなら、全18回ある授業のノートを見直すだけでも大変ですし、覚えるのはもっと大変でした。また、地名や人名、名称がフィンランド語なので、聞き覚えのない単語がたくさん出てきて、困惑しました。そんな中、ちょうど昨日テストを受けたのですが、そんなに難しいテストではありませんでした。ほとんど、記号で答える方式でした。この授業は、Kareliaを学ぶ初級なので、少しでもKareliaに興味のある人はこの授業を取ってみてほしいです。

 

余暇の過ごし方
私は、日本にいる時は外出することが多く、また忙しく過ごしていましたが、フィンランドに来てゆっくりとした休日をいつも過ごしています。外出する場所があまりないということと、2月は雪がとても積もっているので、自転車に乗って20分くらいかかる町の中心まで行くのがしんどいということがあるので、私は平日の疲れを取る、休息の日としています。また、私は休日にフィンランド人の友達や留学生に簡単な日本料理をふるまったりしています。私は、フィンランドに留学に来て、初めてこんなに日本の食べ物に興味のある人がいることを知り、とても驚きました。特にヨーロッパの学生たちは、日本食をあまり知らないので、興味があるみたいです。私のルームメイトはスペイン出身なのですが、彼女に尋ねたところ、アジアの料理はあまりわからないから一度食べてみたいと言っていました。この様に、私はゆっくりとした余暇を過ごしています。日本料理をふるまったり、逆に他の国の料理に挑戦したりしています。東フィンランド大学の学生はいろいろな国から来ているので、いろんな国の食文化に触れることが出来ます。

 

スノーサウナ
私は、2月の終わりにLaplandに旅行に行きました。学校を通して行ったので、他にこの旅行について書く人がいるかもしれないので、この旅行中に体験したスノーサウナについて書きたいと思います。スノーサウナはフィンランドでどこでもできるのですが、私はこの旅行中に挑戦してみました。私は、インドネシアの女の子と同じコテージで、彼女がスノーサウナに挑戦しようと提案してくれて、まず初めに、コテージにあるサウナに入り体をよく温めました。そして、暑くて耐えられないというくらいまで入り、一気に外に出ました。しかし、一歩外に出た時に足が動かなくなり、今まで感じたことないくらいの寒さでした。そしてまたすぐに、サウナに戻り体を温めなおしました。しかし、インドネシアの友人はサウナを出たあと、私と違い雪の上を転げまわっていました。彼女曰く、フィンランド人は10分くらい雪の上を転げまわることは平気らしいのです。挑戦した私からすると、10分も雪の中にいるのは不可能に近いです。しかし、このフィンランド方式のサウナ、スノーサウナはフィンランドに来ているなと感じさせてくれます。ぜひ、フィンランドに留学に来る学生は、一度挑戦してみてください。