龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東フィンランド大学マンスリーレポート

東フィンランド大学

2012年3月号 文学部 D.T

レポート作成文学部 D.T

日本から持ってきたら良かったと思うもの―

Joensuuは小さな街ですが、基本的な物はだいたい不自由なく揃います。ですので持ってこなくて後悔したものはあまりありません。普段の生活に必要になるだろうと思う物をスーツケースに入れてこればまず大丈夫だと思います。ただ、これから出発をする人にアドバイスをするとすれば、寒さ対策についてでしょう。私も、出発前に心配だったことの一つがこれでした。寒いとは聞くものの、どの程度寒いのかがよく分からなかったため、真冬の防寒着は日本では準備せずフィンランドで購入するつもりでいました。ただ結果的に思ったことは、本当に寒い時期はマイナス30~35℃になるため、正直どんなに高価で性能の優れたジャケットを買っても、寒いものは寒いし、風を通すものは通します。対策としては、中にたくさん着込むことしかありません。上下にヒートテックのようなものを着て、その上にできるだけ着込む。最後にジャケットとトラウザーを着れば、もちろん寒いですが難なくこの時期を乗り越えられると思います。フィンランドの極寒の冬を楽しみにしていた私としては、本当に寒い時期がそんなに続かなかったからか、少しがっかりな冬だったなと思っているのも事実です。というのも、今年は例年よりも寒くなるのが遅く、暖冬で、雪の降り始めも遅かったそうなのです。それもあり、去年マイナス40℃を記録したJoensuuと比べると、思っていたよりも一瞬で真冬が過ぎたなという印象を持っています。

 

現地の学生、友人について―

ここまで7カ月Joensuuで生活してきて、こちらの(フィンランド人の)学生についてまず思うことは、”親しみやすい”ということです。一般的にフィンランド人と日本人は性格的に類似する点が多いと言われますが、一緒にいて心地いいのはそれだけの理由ではない気がします。具体的な理由はわかりませんが、言語面で英語に不自由することは全くないですし、お酒も好きな人が多いので、とても楽しい時間を過ごせています。また、こちらの大学の制度でFinnish family, Finnish friendシステムというのがあり、出発前(到着後でも可)に申請を出しておくと大学を通じてフィンランド人の家族、または学生を紹介してくれます。私は運悪く、家族との交流はできませんでしたが、Finnish friendとして紹介されたフィンランド人の友達と何度か交流を持つことができました。留学生の友達も、一緒にいてとても楽しいです。数か月という限られた時間をJoensuuで過ごす者同士、一緒にパーティを計画したり、小旅行に出かけたり、サウナに行ったり、授業でのプレゼンを協力して行ったりと、本当の仲間のような感覚になっていきます。Joensuuは学生の街ということもあり、街を自転車で走れば知った顔にもたくさん出くわします。そんな環境もあってか、パーティが誰かのフラットである度にいろいろな場所に移動するので、街自体にも愛着が湧いてきています。だいたいの留学生は1セメスターで母国に帰って行きますが、私たち日本人のように、2セメスター一緒の留学生たちは、特に長い時間交流をしてきているので、もう少しで離れてしまうのがすでにとてもさびしいです。

 

自由テーマ―

今回は、留学生活も残すところ数カ月となった今、”英語力”について考えてみたいと思います。大前提として、英語を上達させようという目的を1番に持って留学にくる留学生はほとんどいません。それはJoensuuに限ったことではないと思います。留学を志す時点で、当然もっているべき力であり、英語でのコミュニケーションに対して恐怖心なり羞恥心を持っている留学生は、日本人だけなのではないかと思う程です。世界における英語は、コミュニケーションの道具、授業を理解するための道具、仕事を円滑に進めるための道具として、もはやみなが当たり前に持っている力です。ただ、今英語を何なく使いこなせる人も、最初は同じ感覚を持ったはずです。それを始めるのが遅かったか、早かったか、それだけの違いです。私も、Joensuuに着いたばかりの頃に持っていた危機感や焦りの気持も、今気付いてみればなぜもう少し早く積極的に英語を使っていなかったんだろうと思うほどです。英語は所詮言葉です。使えば使うほど、聞けば聞くほど上達します。そして、話すことに自信も持てるようになると思います。自信が持てれば、英語を使いたくて仕方がなくなります。一つ違う言語を話せることは、その言語の大きさの分だけ、その言語話者とコミュニケーションがとれるということです。異なった文化、異なった思想を持つ国出身の人たちとの会話は、とても新鮮で、興味深いものになるに違いありません。もちろん、留学生個人個人の英語力には差があります。ネイティブもいれば、英語学習を最近始めた人、発音に自信のない人、アカデミックな英語が不得意な人。劣等感など持つ必要はありません。出発前に、国際部の方から受けたアドバイスの中に、今でも頭に残っている言葉があります。「日本人として留学に行き、英語に対して劣等感を味わうこともあると思います。ただ、今まで学習してきたことはみな同じで、同じ人間です。所詮言語、ことばなのだから、伝えようとし、聞き取ろうとすればコミュニケーションはとれる。」というものでした。この言葉は、当時の自分にとても勇気を持たせてくれたのを覚えています。今現在、もちろん英語力は十分とは言えませんが、もっと上達したい、もっと英語でコミュニケーションがとりたい。という気持ちがとてもとても強いです。そう考えると、10か月程度の留学生活なんて、不十分で仕方がありません。日本に帰国した後、チャンスがないからという言い訳をせず、自分から行動を起こして、もっともっと英語を自分のものにしていきたいです。

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