龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東フィンランド大学マンスリーレポート

東フィンランド大学

2012年2月号 文学部 K.F

レポート作成文学部 Y.F

授業紹介②

今回はCultural Multiplicity とCultural Heritage and Craft Educationを紹介したいと思います。

まずCultural MultiplicityはWeb Courseで教育学系の講義です。Web Courseは10月号にも書いたとおりMoodleという大学のウェブサイトに課題が送られてきて、課題について調べてエッセイを書くものです。講義内容は社会における文化的差異や職場での文化的理解と感受性です。日本ではあまり考えたことのないテーマであったため自分なりにかなり考えさせられたテーマであるとともに、EU(ヨーロッパ連合)という共同体の中で共生しなければならないEU諸国の宿命を感じました。もちろん、このご時世日本も多文化共生について考えて行かなければなりません。日本は島国で98.5%が日本人のため多文化共生についてさほど関心がないように思います。英語には多大な関心があるようですが。龍大でも教職課程に人権に関するプログラムはありましたが、多文化については無かったように思います(もしかするとあったかもしれません)。グローバル化という言葉をよく聞きますが、グローバル化するためには、外国語で意思疎通ができるだけでなく、相手の文化を尊敬し受け入れる姿勢を学んでいく必要があるのです。というようなことを考える科目です。

次にCultural Heritage and Craft Educationです。この講義ではフィンランドのCraft Educationのカリキュラムを学ぶと同時にフィンランドの伝統手芸を制作するものです。この授業は3月5日に始まったばかりなのであまり詳しくは書けませんが、かなり有意義なものになると思います。伝統手芸を制作することなどめったにないからです。おそらく来年留学する方たちはもう決定していると思うので、是非興味があれば受講してみてはいかがでしょうか?

 

余暇の過ごし方

平日は授業が終わると学校に在るAuroraカフェに行き珈琲を飲みながら本を読んでいることが多いと思います。毎週金曜日にはボランティアとしてJapanese Language Caféで日本語を教えています。文の添削や、会話の練習など基本的なことが中心です。文法について聞かれるとこたえられないことが多いので困り果てるばかりです。しかし、これらの質問により今まで考えたこともない日本語の視点というものが見えてくるため、とても面白いです。また金曜日には大規模なパーティーが開かれることもありますが、私自身そのようなパーティーは嫌いなので、行ったことはありません。友達同士で集まる小規模なパーティーや飲み会には参加しますが。土日は何か用事や行事があるとき以外は家にいることが多いと思います。外に出てもとにかく寒いので。行事というのはソリやパーティーのことです。今までを振り返ってみると緩やかに自分のペースで余暇を過ごせていると思います。

 

Lapland旅行

犬橇

2月28日から3月4日までStudent Union(学生部)主催のLapland旅行へ行ってきました。Laplandはどこかといいますと、ロヴァニエミ以北の北極圏を含む地域のことを言います。値段は300ユーロが基本です。追加でactivityを選べば400ユーロ程になります。このactivityには犬そり、北極海でのアイススイミング、スノーモービルなどがあります。また、私が宿泊したロッジの周辺にはスキー場やスパもありました。移動は全てバスで行われるので少ししんどかったです。1日目はサンタ村をお訪れ、サンタクロースと写真を撮りました。サンタ村には毎年多くの日本人観光客が訪れるため、サンタはあいさつ程度の日本語が話せます。また、少し前にはやったギャクも言っていました。後でスタッフの方に聞いた話ですがサンタ村の経営は日本人のおかげで成り立っているそうです。2日目はSports DayでWilderness HikingとCross-country Skiingをしました。Wilderness Hikingは底に直径50センチメートル程の丸いプラスティックの板が付いた特殊な靴を履き、深い雪に覆われた針葉樹の森を散策しました。Cross-country Skiingはその名の通りのことをしました。ただ、クロスカントリーの場合スキー板と靴の踵が固定されていないため、普段しているものとは感覚が少し違いました。これらのプログラムは昼過ぎには終了したので、その後近くにあるスパに行きました。しかし、私は水着を持っていなかったため、温水プールに入ることができませんでした。その代わりに、付属のサウナで汗を流しました。特にスチームサウナが疲れた身体を癒すのには最高でした。3日目は犬そりをしました。一つのそりに犬は6匹で、二人ひと組で乗ります。テレビで見たような白銀の大地を颯爽と走るのではなく、ゆっくり景色を楽しむほどの速度しか出ませんでした。これには理由があります。ハスキーにはアラスカ種とシベリア種がいて、アラスカ種の方がシベリア種より力がありスピードが出るそうなのです。今回私たちのそりを引いてくれたのはシベリア種でした。

 

オーロラ1

そしてこの日の夜にオーロラを見ました。スペイン人たちが外で叫んでいるのを聞くと、私たちは上着を着るのも忘れ外に飛び出した。澄んだ空に薄く細長い雲のようなものがたなびいていた。最初は気付かなかったが、それは徐々に緑色に変わっていく。そして皆が歓喜を上げた。オーロラだ。それは私の目にもはっきりと映った。まるで風になびくカーテンのようにそれは動いていた。地球の神秘、ただそれしか頭に浮かびあがらなかった。間もなく、オーロラは消え、私たちはロッジに戻った。しかし鍵も持って出てくるのを忘れたため、入ることができなかった。その後、私たちは班長に連絡し、氷点下の中、歩いて鍵をとりに行くのであった。

 

 

北極海と教会

4日目は待ちに待った北極海です。ロッジからバスで往復約12時間の長旅でした。途中にはフィンランドとノルウェーの国境や夏でも解けない永久氷河でできた山が沢山ありました。道中には野生のトナカイも数匹いました。目的地に到着すると、軽く昼食をとり、そのあとサウナに入り海へ飛び込みました。思っていたほど海は冷たくなく、寧ろ私のアパートのサウナで行われたコンペティション(-26度での我慢大会)の方が地獄でした。雪の上に寝転がると髪の毛がパキパキに凍ります。また、フィンランドのサウナはローリュという装置に水をかけ、その水蒸気で温めるため水が必須なのです。しかし、このサウナの周辺には水道がなく、雪を解かさなければなりませんでした。これに思った以上に時間がかかり、いや寧ろ全く解けない、そのため海から戻ってきても身体を温めることができませんでした。途中の店でミネラルウォーターを買っておいた方がいいと思います。5日目はReindeer FarmとArktikum museumを訪れました。Reindeer Farmではトナカイに餌を与え、その後サーミ人の方からサーミ人の歴史、生活、伝統などのお話を伺いました。Arktikum museumではLapland地方の地理、歴史、動物などが展示されていました。展示品は素晴らしくよかったのですが、ガイド付きのツアーだったため、ゆっくり自分のペースで見て回ることができなかったのが少し残念です。博物館見学が終わるとバスに戻りJoensuuへ帰りました。

 

オーロラ2

 

 

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