龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東フィンランド大学マンスリーレポート

東フィンランド大学

2011年10月号 文学部 D.T

レポート作成文学部 D.T

授業紹介①(受講している科目について)―

今回は私が前期に受講している授業の中から、”Introduction to Finnish School Life”について取り上げたいと思います。この授業は、龍谷大学の留学ガイドのUEFのページにも何度か説明書きがあり、フィンランドで教育を学びたい留学生にとってはとても興味深い授業だと思います。私自身も、日本にいる時から是非この授業は受講したいと思っていました。それは、「フィンランドの教育現場を自分の目で確かめられる」からでした。制度や特徴などは文献やインターネットを利用して日本にいても自分で学習することができます。しかし、その詳細や、「今」何が起こっているか、何が問題となっているか、ということは自分の目で、耳で、行動で学ぶことが最も有意義な学習につながるのではないかと思います。そういった点でも、また、フィンランド教育の影の部分を理解する点でも、この授業はとても意味のあるものだと思います。主な内容としては、フィンランド教育の歴史、制度、特徴、カリキュラム、PISA、成績のつけ方などに関するレクチャー・セミナー、UEFの付属小・中・高校の見学、そして、この授業の最大の魅力であるObserving Lessonです。これは、大学付属の学校の授業に参加できるものです。参加の仕方として、授業参観、授業の中での先生の補助、実際に教える、朝の集いへの参加・出し物、校庭監督とあります。どれもフィンランドの教育現場を見られるということで、毎回とても新鮮な光景ばかりです。さらに、毎年この授業が開講されているからか、毎授業に外国人が数名いても生徒たちは特に緊張や違和感を感じているわけでもなく、普段通り授業に取り組んでいて、本当に「生」の教育現場を見ることが出来ています。最後は、授業を通して感じた自国とフィンランドの教育の比較についてのEssayを書き、プレゼンをするという流れになります。(写真は付属中・高校の様子。教室があるフロアの中心の休憩スペース。)

カルチャーショックについて―

こちらに来て、特に大きなカルチャーショックを感じたことはありません。しかし、当然ここは外国、日本から遠く離れた北欧の国です。日本との違いという点では、渡航2カ月にしてかなり多く感じてきました。その中でも、他の日本人留学生と一緒にならないように二つ挙げてみたいと思います。一つに”食生活”。日本にいる時からじゃがいもとパンにはかなりお世話になるという情報はありましたが、実際こちらに住んでみて本当にそうでした。学食には毎日じゃがいも料理、様々な種類のパンが並びます。また、これらの料理にかけるソースも個性的です。今のところ全く口に合いませんが、ベリー、ヨーグルト、果物ベースのものなどです。さらに、乳製品大国だけあって毎食牛乳を飲みます。学食はもちろんのこと、スーパーにも必ず何種類もの牛乳やチーズ、ヨーグルトが並んでいます。日本でも、小・中学校の給食では毎食牛乳を飲んでいましたが、こちらの人たちはそれを一生続けているということで、男女ともに背の高い人が多いという印象にも頷ける気がしています。(写真はフィンランドの一般家庭にお邪魔した際の朝ごはん。)もう一つは、”休日の過ごし方”についてです。こちらに到着したばかりの頃、週末に街の中心部に出掛けた際、平日と比べ人と営業している店の少なさに驚きました。日本の感覚だと、休日こそ外に出掛けて友達と遊んだり、ご飯を食べに行くと思うのですが、この国はむしろ逆のような気がします。当然、休日は店の営業時間自体が短いからなのですが、「休日は友達や家族と家で過ごす」という考えが根付いているように思います。それが顕著に出るのが「クリスマス」です。フィンランド人の友人いわく、クリスマスは街から人が消えるそうです。つまり、その日は家族揃って自宅でパーティーをするのが通例だということだそうです。もしかすると、これが本来の休日の過ごし方なのかもしれません。日本との違いを感じると同時に、便利すぎる日本という国に疑問も持ちました。

自由テーマ―

 自由テーマは、今月行った旅行やイベントについて書きたいと思います。まずひとつに、ヘルシンキ旅行です。私のこの留学での目標の一つに、できるだけ多くの国・都市を訪れるということがあります。せっかくヨーロッパに来たのだから、自分の目で様々な文化を体感して来ようと思っています。同じフィンランドの中でも、やはり首都は少し印象が違いました。以前KuopioというJoensuuよりも大きな街へ行きましたが、それとも比べようもない程やはり大きな都市でした。感じたことは、街自体の大きさ、多種多様な店もそうですが、何より多国籍な人々の多さです。日本も近年色々な国籍の人が移住して来ていると聞きますが、ヨーロッパとはまた格別です。ヨーロッパ各国の人々はもちろん、アフリカ系、アジア系など、色々な言語が飛び交っていました。また、出掛ける際の準備も大事な「旅行」の一部だと感じました。移動手段、目的地までの道順、旅費、時間管理、宿泊先などです。今回は日帰りだったのですが、これから大きな旅行をする際、前もっての準備や計画は、有意義な渡航にするために重要なものだと思いました。もうひとつは、”Japanese cultural day”についてです。このイベントは、昨年の日本人留学生も行ったそうで、今回も伝統行事として行うことになりました。内容としては、日本に関するプレゼン、日本食(お好み焼き、巻き寿司、お茶ケーキ等)の提供、日本文化(書道、折り紙)体験コーナー、伝統衣装でのファッションショーなどでした。準備段階から本番当日まで、綿密な計画とリハーサルを重ねて行ったパーティーだったので、役割分担もしっかりできた素晴らしいなものになったと思います。ただ、100人を越える集客だったため、会場の外で待たされて中に入れなかった人たちが出たのは、嬉しい反面とても残念だったなと思っています。私自身、留学というものが渡航先の文化を感じてくるものだとばかり認識していたので、異国の地で日本文化を披露できたことはとてもよい経験になったと思います。(写真左:ヘルシンキ大聖堂と元老院広場、右:Japanese cultural day)

 



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