Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2019年2月号 文学部 S.U 

余暇の過ごし方について

一般的に、留学生は1月いっぱいで全ての試験が終了します。語学以外の講義に参加していた学生は、2月までプレゼンテーションやレポートの準備、作成をしていますが、その多くが帰国前の最後の休暇を楽しんでいます。

日本から家族や友達を招いてドイツや諸外国を一緒に周って案内したり、こちらで知り合った友達の家へ遊びに行ったり、休暇中に行われる集中講座に参加したりと、休暇の過ごし方はさまざまなようです。私は旅行に行ったり、日本から来た家族にドイツを案内したり、現地で知り合った友達とパーティーをして過ごしています。一年間の間だけでも、想像もできなかったほどの人と出会い仲を深められたので、別れを惜しむように毎日一緒の時間を過ごしています。

また、日本人留学生の中で早い人は2月には帰国するため、その人たちの退寮や手続きの手伝いをしたり引き継ぐものを預かったりしました。私自身も、帰国の準備として成績証明書と語学証明書の発行や留学期間終了のための外国人局の予約、それに際した銀行での閉鎖口座、普通口座の解約等を行っています。特に、1年間住んだ自分の部屋の片づけにとても苦労しています。退寮する際にはハオスマイスターのチェックを受けねばならず、備品が壊れていないか、また壁などに汚れが残っていないかを厳しく確かめられます。中には、チェックの際に壁の汚れを落としておらず、最初に支払った敷金から清掃代を差し引かれた人もいたので注意が必要です。なるべく時間に余裕をもって、部屋の整理をすることを心からおすすめします。

日本に帰る日が刻一刻と近づいていますが、最後までドイツでの留学生活を満喫しようと思います。

郵便・配達について

今回は、ドイツでの郵便・配達サービスについて私の経験も踏まえて紹介します。

まず、私が利用したことがあるのは、日本からドイツへの荷物の配達、ドイツから日本への手紙の郵送、そしてドイツから日本への荷物の配達です。どのサービスも問題なく使うことが出来ました。

日本からドイツにやってくる際、私は洋服などかさばるものは全て段ボールで送りました。船便は時間がかかる上不確実であるため、郵便局の海外配送を利用し1週間ほどで手元に届きました。気を付けた点は、伝票の内容物欄に高額記載をせず、なるべく低い金額を書くことです。高額なものは税関で止められる確率が上がると聞いたためでした。

手紙については、切手を購入しておけばポストに投函するだけで送れますが、私は郵便局で局員の人と直接やり取りをして送っていました。

最後に留学を終え帰国する際、私はドイツから日本に荷物を2つ送りました。ドイツの郵便局から送ることが可能で、空輸を利用し1週間程で到着しました。値段は重さで異なりますが、私は10キロ以上20キロ以内の荷物2つで200ユーロ程でした。ここで注意すべき点は、重さ制限が非常に厳しい事です。担当者によって対応は異なるかもしれませんが、私の場合たった200gのオーバーで10キロ以上に相当する料金を取られました。もし利用する際には、事前に正確に重さを測るなど慎重になることをおすすめします。

日本と比べると正確さや速さはだいぶ落ちますが、賢く利用すればより留学生活が充実すると思いました。