Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2018年1月号 経済学部 M.K

現地の学生、友達について

ドイツへ留学する際様々な不安がありました。欧州の授業形態や自分の語学力、ルームメイトとの6人での同居、Buddy との交流、VISA などの滞在手続き。しかし全て杞憂に終わりました。こちらで出会う人達は皆親切で勤勉で、勉強も生活も助け合いながら暮らしています。お互いが刺激になり成長に繋がっていると思います。自分について考える時間が増えました。自分について考える時間が増えたことで自分の中の核を養うことができました。これは語学や講義の勉強だけでは得られなかったものです。感謝しています。

日本語学習

こちらの大学で講義やゼミナールの授業をうける他、日本語学科の学生達の日本語の授業にボランティアとして参加させて頂いております。ドイツの大学に限らずヨーロッパ、アメリカの大学は9月から新入生が入って来ます。日本語学科では半期ごとにある試験に合格していかないとなりません。基準点を満たさなければ次の半期は後輩と同じクラスでまた学び直すこととなります。日本語を学ぼうと思い入学してくる学生はもちろん平仮名、カタカナを習い、漢字を練習します。授業が始まって2週間ではやくも簡単な漢字テストがありました。彼らは順調にいけば2年後には日本へ留学します。日本へ行く前の学生であっても日常会話に困らない十分な日本語を話します。言語の習得において何が重要なのか考えさせられました。私は語彙力と日本語に触れる機会の多さ、話す機会の3点に注目しました。日本語に触れる機会の多さについては大学の日本語を学ぶ授業では先生は主に日本語を使います。宿題や教科書も日本語しか書いてありません。話す機会の多さについては授業内はもちろんですが、Buddy 制度が大きいのではないかと感じています。