Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2018年8月号 経済学部 T.R

日本から持ってきてよかった物

ドイツで生活を送るにあたって、私は生活に必要なものはほとんどドイツで買いそろえました。最初学生寮に入寮した時には、当然のことですが部屋に全く物が置いておらず、ベッドと本棚、クローゼット、勉強机、いすしか置いていないので、その他の必要なものは自分で買いそろえなければなりません。ですが、食器やWi-Fiルーター、洋服、その他の生活用品などはドイツでも十分手に入ります。食器はどこにでも売っていますし、Wi-Fiルーターは中央駅の電気屋さんで入手できます。洋服はH&MやZARAといったところで日本よりも安く購入できます。ちなみにドイツではユニクロのほうが高いです。その他の生活用品もスーパーで手に入りますし、隣町に行けば、IKEAもありますので、正直言いますと、勉強道具と数日分の洋服あとはビザの取得に必要な書類だけで出発しても大丈夫だとは思います。ただし、物の質などにもよりますが、それだけ買うとなると多額のお金が必要になるかもしれませんので、持ってくることができるものは、持ってきた方がよいとは思いますが。では、そんな私が日本から持ってきてよかったなと思ったものはといいますと、日本製の薬やサプリメントです。特に風邪薬と整腸剤は絶対に持ってくることをお勧めします。留学に行く前に海外の薬についてのサイトを見たのですが、日本で市販されている薬と海外の薬は成分が微妙に違っていたりするみたいで、全く同じものを見つけることは非常に難しいと書いてありました。留学生活に慣れてきたらまだしも、生活を始めてすぐに体調が悪くなり、薬局まで行って、ドイツ語を使って慣れていない薬の中から選んだりすることは、不可能ではありませんが少し手間がかかるからです。それに有名な話ですが、海外の薬は日本人にとっては強力だという事も理由の一つです。しかし、たくさん持っていきすぎると空港で止められてしまう恐れがありますのでほどほどに持っていくことをお勧めします。

余談ですが、持ってこない方がよい物としましては、日本製の電化製品です。私は日本からヘアドライヤーを持参したのですが、コンセントのプラグをヨーロッパのものと合わせるアタッチメントをつけて寮の中で使ったときに、電圧か何かが合わなかったのか、急にボンと大きい音が出たかと思うと、火が出て部屋全体のブレイカーが落ちてしまいました。なので、日本製の電化製品は使わずに、ドイツで電化製品も購入することをお勧めします。

 

大型ショッピングセンター “Zentro”

今回は題名にもありますように、Zentroという大型のショッピングセンターに行ってきました。そのショッピングセンターはドイツ最大のもので、ありとあらゆる店舗がそこに入っています。私が住んでいるDuisburg中央駅からOberhausen中央駅へまず向かいます。そこまででは一本の電車で約5分くらいです。その後、トラムかバスに乗ってショッピングセンターまで行きます。私の場合はOberhausen中央駅からトラムに乗ってノイエ・ミッテという駅まで行きました。そこで下車し、エスカレーターを降りるとすぐに巨大な建物が広がっています。開館時間ですが朝の10時から夜の8時までと少し短いですので、いろいろなお店を見たいのであれば、早い時間帯から行くことをお勧めします。まず中に入るとまずその広さに感動します。Duisburgの中央駅の向こうにもショッピングモールはありますが、比べ物にならないくらいの広さです。建物の中は主に洋服屋や靴屋の多さが目立ちます。スポーツメーカーなどはもちろんのこと、世界的に有名なブランドもほぼそろっていますし、そのほかにも高い香水や化粧品などの店もありますので、食品以外のほとんどの買い物がそこで出来てしまうといっても過言ではありません。ショッピングが好きな人は長時間いても飽きることはないと思いますし、すべての店舗を回ろうとすると間違いなく一日かかると思います。一階の奥にはとても広いスペースにフードコートのエリアがあり、マックやケバブなどのファーストフードはもちろんの事、レストランもありますし、アイスなどのデザートもあったりと、食事も充実していますので、疲れてきたらそこで休憩してからまた買い物に行くこともできます。週末や平日の授業がないときなどの時間があって外出したいときは、Zentroなら一日中買い物したり、遊んだりできるのでいいと思います。