Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2016年11月号 文学部 I.H

 

授業紹介

 

留学は後期になったので、前期の時よりだいぶスムーズにできたのですが、今期はドイツ語に重点を置いて勉強していこうと考え、ドイツ語関係のさまざまな授業を選択しています。Duisburg大学には色々な授業があるので、英語開講の授業を取っている人もいれば、ドイツ語開講の授業を取っている人もいます。語学のクラスはドイツ語の授業もあれば、英語の授業もあります。その他色々な国の言語があるので、チャレンジしてみると、ドイツ人と知り合えるので、言語習得以外にも価値はあると思います。
ドイツ語を学ぶ語学のコースはA2・B1などとコースが分かれていて、プレスメントテストを受けて決めるか、すでに既習したクラスの次のクラスを取るかで原則は一つしか取れないようです。しかし留学期間は一年しかないので、語学授業が一つのレベルしか受講できないのは効率が悪すぎるので、私は二つのクラスを選択して、一つはテストを受けて成績をもらう用と、もう一つは成績は必要ないからと説明して、聴講という形で参加しています。最初は先生とIOSに二つの授業は絶対に取ることはできないと言われ、全員帰るように言われますが、そこはドイツ語のテストのようなもので、参加したい意義をいかに真剣にドイツ語で唱え続けるかの戦いになる場合が多いです。一回断られてもなんども授業を訪ねることで、取れるケースが多いです。

 

ビザについて

 

ドイツに留学するにあたって、ドイツでは日本人は3ヶ月以上の滞在をする場合ビザが必要なので書いておこうと思います。私が留学を始めた頃(2016年4月)から次のセメスターにきた留学生(2016年10月)の間でだいぶビザの制度が変わりました。これも大きく移民問題が絡んでいるのですが、あくまでこの情報は私の住んでいる地域に限ることなので、スイス側のドイツでは移民がほぼいないので、正式に交換留学できた日本人ならばほとんどの確率で1〜2日でビザが発行されるようです。ですが、Duisburgでは西ドイツということもあり、移民が多いです。なのでビザを発行してる役所は移民局が行なっており、留学生から移民難民まで様々な人が一様に同じ窓口に向かって問い合わせをします。簡単に想像できる問題なのですが、当然のようにビザの発行には時間がかかっています。私が来た時でも、書類不備などの問題で跳ね返される人がたくさんいました。私はバディの頑張りのおかげで早めに予約を取ってもらい、必要書類は全て揃えていったので、問題なく3ヶ月以内に取れたのですが、現在はやり方が変わって事前予約ができなくなったようです。なので、ドイツに入ってから移民局に行き、書類の有無を確かめる作業が始まるのですが、現状観光目的の滞在期間が切れるまでに、ビザが入手できた留学生は一人しかいません。その他15人くらいはビザが取れていないので、ドイツ国外に出ることは許されなくなります。留学生に落ち度がない場合がほとんどなので、改善点があるのか分からないのですが、一番確実なことは、日本の領事館でビザを発行してもらうのが一番安パイであるということです。あと、助言として、日本でのビザの取得の知識が皆無なので、よくわかりませんが、ドイツで取得するならば、少なくとも日本で後援者の残高証明(親などの)を発行してもらっておくことが若干の近道になるように思います。