Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2015年6月号 文学部 H.B

①カルチャーショックについて

こちらに滞在して3か月、カルチャーショックと呼べるほどのものは特にありません。もちろん日本との文化の違いを感じた事はありましたが、それをショックの感じた事は一度もありませんでした。ですのでカルチャーショックではなく、ただ単に私自身が日本にはない文化であると感じた事を書こうと思います。

ドイツに着いてすぐ空港から寮に移動するために乗った電車の中で数人の男性がビール瓶を片手に電車に乗っているのを見た時は、自分が本当にドイツにいるのだと感じました。お酒が飲めるようになる年齢が日本と比べてだいぶ早いせいかこちらの人はみんなお酒がとても強く、大学内でも普通にビールがカフェなどで売られています。街中を歩いていても平日の昼間なのにとても多くの人がビールを片手に談笑しており、日本と比べて時間がゆっくり流れているように感じられます。

もう一つ感じた事は買い物の時です。ドイツのSupermarktは日本のスーパーと違うところがたくさんあります。まず入口と出口がしっかり決まっており、私の家の近くのSupermarktは入口から外に出る事は出来ず、出口もレジを通らなければ行く事が出来ない仕組みになっています。また、ペットボトルや瓶は基本すべてリサイクルすることができ、Supermarktにある機械に入れるとお金になって返ってきます。買い物袋は有料で、レジ付近に割としっかりした袋が1ユーロほどで売っています。

 

②天気について

ドイツの天気はとても変わりやすく、また一日での気温の幅が広いので服装に困ります。私がこちらについた4月ごろはまだまだ肌寒くヒートテックと薄いコートをよく着ていました。5月終わりごろになってくると暖かい日も出て来るのですが、朝、晩は震えるほど寒いのに昼間は太陽が照って暑いので、1限から講義がある時は服装にとても悩みました。バスに乗っている時に前の席に座っていた男性2人が、一人はコートにマフラーをしているのに対しもう一人は半そでに半ズボンだったなんて事もよくあって、服装だけを見ているとみんなバラバラ過ぎて今の気温がよくわからなくなります。こちらの人は夏がとても短いせいか、少しでも太陽が出ているとすぐにその光を浴びに外に日光浴に行くので、天気のいい日は大学の芝生が生徒でいっぱいになります。雨もたまに降るのですが、一瞬降ったかと思えばすぐやんだり、霧のような雨が降ったりと、こちらの人が余り傘をささない理由がよくわかりました。もちろん一晩中強い雨が降ったりもするのですが、その時は雷まで鳴り出すほど激しい雨でした。6月になると30度を超える日も出てきて、私は夏服をあまり持ってきていなかったのでこちらで少し購入しました。こちらの暑さは日本の湿気の高いじめじめとした暑さとは違い空気が乾燥しているので、太陽の下にいるとじりじりと焼かれるような暑さです。日差しも強いのでサングラスや日焼け止めを持っていく(もちろんこちらで買うという手もありますが)と良いかと思います。