Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2015年8月号 国際文化学部 R.S

①    日本から持ってきてよかったもの

醤油や酢などの日本の調味料やカップラーメンや日本米、お菓子などほとんどの日本食はDüsseldorfで購入することができますが、少々割高です。Düsseldorfには日本食レストランも多くあるので特に日本食がなくて困ることはありません。

衣服については、私は現地で安価なものを購入して帰国時に捨てて帰るつもりでしたので、あまり持ってきませんでした。寮の洗濯機は服がすぐヨレヨレになるので、あまり高価なものは持ってこないほうが良いかもしれません。また、足のサイズが小さい方は靴を持ってくることをお勧めします。私の靴のサイズは22.5センチでこちらでは子供用のものか特別なサイズを置いている店でしか買うことができません。

クレジットカードなどのカード類は最低二枚は所持しておいたほうが良いです。なんらかの問題で一枚が使えなくなったときに予備のカードがあると安心です。私はこちらで銀行口座をつくりましたが、日本の口座からドイツの口座にお金を振り込むのには手数料がかなりかかるので、キャッシュパスポートに入れてもらうようにしています。事前にプリペイドした分のみ現金を下ろすことができるので、たとえ紛失してもクレジットカードよりは被害が少ないです。また、コンタクト洗浄液は現地でも購入できます。私は現地のものを使用していますが特に問題はないです。

 

【持ってくるべきもの】

ラップトップ・(電子)辞書・日本語の文献(参考書など)・クレジットカードなど

【持ってくるとよいもの】

サングラス・水着・イヤフォン・歯ブラシ・消しゴム・スリッパ・箸・しゃもじ・ヒートテック・薬・カイロ・タイツ・ウルトラライトダウンジャケット・レジャーシート・レンジで炊けるプラスチック炊飯器・ガイドブック

 

 

②    ドイツのスーパー

ドイツのスーパーは日本のものとシステムが結構違っていて面白いです。まず、入り口と出口が分かれていてレジを通らないと出口にたどり着けない仕組みになっています。なので、なにも買わずに外に出る場合レジのひとに一言いって通してもらうような形になり少々厄介です。また、店員は座ったままでレジを操作します。レジ前にはベルトコンベアのようなものがあり、客が精算する品物をそれにのせると自動的にレジに送られる仕組みになっています。店員が袋に品を詰めてくれることもないです。さらに、レジ袋は有料で日本の有料レジ袋よりもかなり高いので私はいつも買い物袋を持参します。お客様第一の日本では座ったままお金を受け取るスーパーを私は見たことがないので、興味深かったです。これはスーパーだけではありませんが、ドイツのレジでは店員とお客のコミュニケーションはとても大切です。「こんにちは」ではじまり「ありがとう、よい一日を」「よい週末を」などで別れます。日本のお店ではお客様第一主義が徹底しすぎていて、それが顧客と店員の距離を遠ざけてしまう原因にも感じられます。日本のレジでもこのような会話があれば働いている側もお客も自然と笑顔になるのではないかと思いました。

Duisburgにある代表的なスーパーはALDI、EDEKA、PENNY、REWEなどです。ALDIは一番安く庶民的なスーパーです。EDEKAは品揃えは良いですが、値段は高めです。たまにEDEKAの商品で”gut und günstig”とパッケージと記載されている商品があります。その商品はALDIの商品と同じ値段で、なおかつ質も良いそうです。REWEは輸入ものや他のスーパーではあまりみることができない商品も置いています。そこでは大根やもやしや他の珍しい野菜も買うことができます。

ドイツのスーパーは他にも格安の野菜大袋売りやソーセージの豊富な品揃えなど日本のスーパーとは違っていて、これがドイツの一般家庭の食卓なのかととても驚くことが多いです。ドイツの台所を覗くつもりでスーパーを探検するとおもしろい発見があるかもしれません。