龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2014年8月号 法学部 A.T

レポート作成法学部 A.T

日本から持ってきてよかったもの

日本から持ってきてよかったもの、というよりもドイツで入手が困難なものについて紹介したいと思います。まず衣食住の生活用品のほとんどのものは現地調達で十分間に合うので、あまり心配する必要はありません。この題を提示されても何が不足しているかパッと思い浮かばず、少し考えてしまいました。幸いにもDuisburg-Essen大学は電車で30分ほどの場所に欧州最大の日本人街があるDüsseldorfがあるため、日本の食料品や書籍等はほぼ入手が可能で日本のものを持ち込まなくてもDüsseldorfで多くのものは入手が可能です。

敢えて挙げるとするならば、和書の外国語の参考書はドイツ語以外見つけることは出来ず、またそのドイツ語の参考書も日本の本屋ほどあまり充実した品揃えではありませんでした。留学の前半はまだ日本からドイツへの突然な環境の変化に適応することが難しく、ドイツ語でドイツ語を勉強することに辛さを感じたので、日本にいるときに使っていた和書の外国語の参考書(特に英語の単語帳・文法書)を持っていくことを勧めます。しかしその和書のドイツ語の参考書もあまり沢山持ってくる必要はないと思いました。というのはドイツには和書よりはるかに優れた内容のドイツ語で書かれたドイツ語の参考書(DSH・TEST DaF対策書)がたくさん出版されていますので、そちらを購入して使うことを勧めます。

また私事ですがEssenという土地柄から多くの中国人が住んでおり、私も彼らと知り合う機会が本当に多く、土日は彼らと休日を過ごすことが多いです。勿論お互いの共通言語であるドイツ語(又は英語)でコミュニケーションをとれますが更にもう一歩踏み込んだ関係にしたいと思ったとき、やはり少しでも相手の母国語を使ってコミュニケーションをとれればと思ってしまいます。その際に日本語で書かれた中国語の書籍があればと思うことがありました。ドイツ語で書かれた中国語の書籍がありますが、やはり日本語に比べて少し取り組みにくいです。ドイツ語以外の外国語の参考書はこちらで入手が不可能に近いので、私としましては簡単な中国語の参考書もあれば役に立つと思います。

また文房具についてですが、日本人の経営する文具屋でもいわゆるルーズリーフがこちらでは入手できませんでした。仕方ないのでドイツで買ったノートを使っていますが、あまり私には合いません。

それ以外のものについては過去のマンスリーレポートに挙げられたものを参考にすれば問題ないと思います。実際私も渡独以前にマンスリーレポートに基づいて荷造りし、それらのいずれも大変役に立っています。また読み返すと、毎年大体同じものについて言及されています。

 

自由テーマ

進路の意識の変化ついて

ドイツのほとんどの大学は公費で運営されているので学費が極端に安く、その利にあずかろうとドイツに留学する学生は少なくありません。そのことから世界から多くの留学生が集まり、また私も留学生の一人として彼らと知り合う機会は多いです。そのうえで彼らと自身のドイツ生活についての話題をするうえでたまにこのドイツ留学をどう将来に繋げるか、ということについて話すことがあります。活動範囲のせいもありますが私は交換留学生としてドイツに来た留学生と知り合う機会はほとんどなく、母国の大学で既に学士及び修士を取得したうえで更にドイツでの学位取得を目標に正規留学でドイツの大学に在籍している学生と知り合うことが多いです。

私は留学当初、自身の拙いドイツ語と英語のせいで毎日のようにコミュニケーションに苦労が続き、少しでもこの状況から脱しようと睡眠時間を減らして本当に朝から晩まで勉強に取り掛かっていました。留学から半年ほど経った現在はドイツ語のやりとりに関してなら苦労を感じる機会が以前より激減しました。その事で生活にゆとりが生まれ始め、同時に私は留学から帰国した後に一体どのような進路をとりたいのか、ということを改めて考え直すことが多くなりました。

留学以前はこのドイツでの1年間の経験を終えて帰国した後は日本で就職活動をしよう、あわよくばドイツ語が仕事として使える業種に就きたいと理由もなく漠然と考えておりました。しかし母国の大学を卒業して更にドイツで学位を取得しようと交換留学生の私よりはるかに厳しくプレッシャーの多い毎日を送る他の留学生を見ていく中で、社会に出て働く事をそんなに焦る必要もないのではないか、考える機会を持つことが出来ました。

私が日本で20年ほど過ごしてきたなかで見てきたものとしましては、18歳ないし22歳ほどで学校を卒業をした後は就職をするというケースが多く、大学・大学院等に進学する人も一定数いますが、それでも大多数はやはり高校ないし大学を卒業と同時に働くということが多いと思います。主観ではありますがそれが「日本社会」のスタイルであると思います。しかしドイツでは学生の年齢にばらつきがあり、日本と同様19歳から大学に入学する人もいればそれよりも一回り上の学生も少なくありません。何歳で学校を卒業するかということはあまり重要ではなく、それよりも学生生活でどのような技能的キャリア・経験を積んできたのかということがドイツは重要視されるようです。

大学を卒業したら直ちに働こう、働かなくてはいけないものだとばかり考えていた私にとって、自分の夢を叶えようと若さを捨ててでも勉強に励む彼らの姿を見ることで、私自身の新しい生き方の道が見えたと思います。学校を卒業したら新卒というカードを使って働く、という日本社会の強い慣習のあるレールから敢えて自分の意志ではみ出すということはその先のレールは自分自身で作らなくてはいけなくということになり、それはとても辛く楽ではない生き方かもしれません。普通に生きないということは人並みに以上に苦労することになるので険しい生き方になりますが、それを理解したうえで人生に挑戦する彼らの生き方に魅力的に感じました。リスクこそありますが、その生き方もなしではないと思いました。

まだ帰国後の進路ははっきりと決めていませんが、自分は何が本当に好きなのか、何をすることに誇りや幸せを感じるのか、どのような人生にしたいのか、ということをじっくり考えるきっかけを持つことが出来る機会があったこの留学は、大きな収穫であったと思います。

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