龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2014年11月号 法学部 A.T

レポート作成法学部 A.T

授業内容

前期はドイツ語でドイツ語を学ぶことに専念することになりましたが、後期からはドイツ語で何かを学びたいという意欲と余裕が生まれたので、こちらで開講されている中国語の授業を履修してみたり、ロシア語の授業を少し覗いてみたりしました。

中国語の授業は10人ほどの受講生のうち留学生は私一人だけで、残りの9人ほどはこちらの中国語学科の学生たちです。ドイツの大学は秋入学なので、その中国学科の学生たちは今年度の入学生でした。私にとって中国語を学ぶことは初めてでしたがそれは彼らも同様のことだったので、この授業なら留学生の私でもドイツ人学生と肩を並べられると踏み受講に至りました。

初学者のための授業なので内容こそあまり難しいものではありませんが、テキストや先生の説明は勿論全てドイツ語です。といっても初学者のテキストなので載っている中国語は比較的簡単に頭の中でドイツ語に訳せますし、先生も中国人なのであまりドイツ人訛りしたドイツ語でないため授業内容も大体理解できました。そして自分以外の受講生は全てドイツ人であることから彼らとの授業中のコミュニケーションはドイツ語でとることになり、中国語の勉強の他にドイツ語を喋る機会にも恵まれ、私としましてはなかなか充実した授業になっていると思います。

他にも龍谷大学の一般教養の授業で、もうほとんど忘れましたが少しだけロシア語を勉強したことがあったので、1度だけ授業を覗いたことがあります。しかしその授業は履修登録に遅れたため受講するには至らず、参加はその1度だけとなりました。

Duisburg-Essen大学は語学講座が多く、これらの講座は私たち留学生にとっても比較的参加しやすく且つ理解がそれほど難しくないので、一つの候補として受講を検討してみるのも悪くないと思います。

 

自由テーマ ・ 出会いと別れの認識の変化について

こちらに来て生活を始めてから8ヶ月ほどになり、それなりに長い時間が経ったように感じます。そしてその時間の経過と共に日本では滅多に出会えないような珍しい国籍の人と出会ったり、かなり特殊なバックグラウンドを持った人たちと知り合う機会に恵まれました。しかしその彼らのほとんどとは連絡を取り合うほどの仲になることなく程なくして疎遠になり、そして別れていきました。

私の留学の目的の一つに多くの人と出会うというものがありましたのでなるべく多くの人と知り合ってコミュニケーションをとるべく、とにかく顔だけでも出すようにしてきました。その中に私自身の幼さや至らなさを感じて内面を振り返るきっかけとなった本当に意義深い出会いもあれば、特に感動もなくその場で一度だけ知り合ってそれっきりというような出会いもあり、それはどちらかというと後者の方が多かったと思います。そして前述のように出会ったすべての人と友達になったわけではありません。去り際にまたね、とは言ったものの、結果としてその別れの多くは今生の別れとなるものでした。

留学初期はせっかくの素晴らしい出会いも程なくして別れてしまうことに辛さを感じ、私の貴重な留学生活を誰と過ごすために費やすべきなのかと疑問に思い考えてしまう時間が多かったです。そしてその思考の辿り着いた先として、私は帰国後も比較的日本と距離を隔てにくいアジア圏の友人や、日本に交換留学する予定のドイツ人と一緒に過ごすことに時間を割くことになりました。つまり出会いを少し制限する面がありました。

しかしそのような思考の猶予を与えないほど毎日のように訪れるあまりにも目まぐるしい新鮮な出会いと別れを繰り返してきたことにより、徐々に私の出会いと別れに対する意識が変わっていったと感じています。

日本にいたときもそうなのですが、また会いたいなと思える人というのは、その彼らと如何に充実した濃い時間を過ごせたかに依るものでした。それはドイツで生活していても変わるものではなく、友達と呼べるような人とはその都度に思い出深い出来事がありました。そしてそれは例え一度きりになってしまった出会いでも変わることはありません。非常に短い時間に出会い、そして別れることが既に日常の出来事となった私にとって、最早感傷に浸る間は無くなってしましました。今こちらも仲良くしている友人たちとも、いつか何かのきっかけで疎遠になるなどしてこの先一生仲の良い関係を保てる保証はありません。つまり、いつか必ず私たちは別れなくてはいけないときが来るということなのです。

私はその事を悟って以来、出会いの場を制限することがなくりました。それと同時に別れをそれほど恐れなくなりました。また、これから新しく出会う彼らから一体どんなインスピレーションを受け取れるのだろうかと新しい出会いそのものを楽しみに思えるようになりましたし、そして出会った彼らと過ごせる時間を全力で享受しようと考えれるようにもなったと思います。この認識の変化のお陰で今まで以上に出会いに対して積極的な意識に変わり、ドイツ語に加え英語もよく勉強するようになりましたし、自分から声をかける機会も増えたと思います。

出会いと別れの多い海外生活であったからこそ私はこのことに気付けましたし、この考え方は私にとって大きな財産の一つになったと思います。

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