Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2013年9月号 経営学部 A.I

試験について

9月初旬までだった大学のドイツ語講座では試験と言う試験はありませんでした。しかし、留学生の語学力レベルを把握する参考にとテストのようなものを行いました。内容はB2を修了している学生にとっても難しいものだったようです。文法問題と長文読解、リスニングがありました。特にリスニングは文章がとても長く、内容をメモするのも大変でした。そして9月末に2回目の語学学校の試験がありました。語学学校の試験の項目は4つ。文法、長文読解、リスニング、文章作成の4項目です。試験時間は4時間、途中に15分ほどの休憩しかありません。文法が約2時間、休憩後の2時間で残り3項目の試験になります。文法以外の試験では独独辞書の持ち込みが可能で、試験は語学学校内ではなく大学内で行われます。解答はすべてボールペンで記入します。合否の結果は後日クラス全員分の結果とともにメールにて知らされます。難易度はもちろん各クラスによって違います。合格者は合格証明書を受け取り、次のクラスに進むかどうかを決めます。

 

自由テーマ:夏季休暇と教授アシスタント

九月後半に入り私もやっと夏季休暇に入りました。日本から友人が来ていたので一緒に旅行するなど、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごしました。また、急激に体調が悪くなり、大学病院の救急に駆け込んだこともありましたが、保険会社の手配と友人の助けのおかげでとてもスムーズにいきました。今は今月から留学に行った留学生ともこまめに連絡を取り合い、留学当初の私の経験を伝えています。休みに入って自由な時間が増えたので最近は前よりも友人と出かけることが多くなりました。大学が始まるとこうもいかなくなるので。現在は龍谷大学とエッセン大学のシラバスを照らし合わせながら履修登録を行っています。エッセン大学のシラバスは英語版もあります。なるべく専攻学部の科目を履修したいですが、なかなか内容が一致せず、履修登録も一苦労です。

先月図書館でのアルバイトについて記載しましたが、今月の1日より教授のアシスタントの依頼を受け、引き受けました。仕事内容は多く、日本語での仕事だけではないので大変です。教授の研究の手伝い、来季から留学する留学生へのマニュアル作り(少しでも次期からの日本人留学生の手助けになればと教授と話し合って作成することにしました)、ホームページの翻訳など、やることはとても多く、日本語、英語、ドイツ語すべてを使います。半分ほどの仕事は留学生のためのもので、どうすれば安心しで留学生活が送れるかを考え、すでに少しずつではありますが受け入れ側は改善されてきていると思います。仕事は自宅でも出来るので別に通わなくてもいいのですが、図書館の仕事、アシスタントと自身の勉強で毎日忙しくも充実した毎日を過ごしています。