龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2012年8-9月号 社会学部 K.K

レポート作成社会学部 K.K

◯ポツダムでの夏期講座
昨年デュースブルクエッセン大学に留学をしていた先輩の勧めもあり、私はポツダム大学で行われている夏期講座に参加する事にしました。夏期講座は、留学生を対象としたドイツの大抵の大学で行われています。私がポツダム大学を選んだ理由は首都ベルリンからも近く、学費が安かった事があげられます。講座の内容はドイツ語のゼミと語学の授業がありました。参加者はいくつかのゼミから自分の興味に合わせて選ぶ事が出来きたので、私はBerlin 20er Jahren(1920年代のベルリン)、Die Brüder Grimm und ihre Märchen(グリム兄弟とグリム童話)、Erinnerungsort(直訳:記憶の場所 ※歴史的に意味があり、現代にも影響お及ぼしている場所を訪れ、研究するといったものです)の3つを受ける事にしました。ポツダムという街はベルリンと隣接していますが、とてものどかな街で、大学の周辺には自然で溢れていました。特に興味深かったのがErinnerungsortという授業でベルリンにある、東ドイツ時代に使われていた政治犯の収容所を見学しに行った事です。収容所の環境は非常に悪く、ナチス時代の強制収容所を思わせるようなものでした。つい20年前はドイツでもこのような事が行われていたという事実は印象深かったです。どの授業もレベルは高く、ついていくことに必死でしたが3週間の講座を終えた頃には確実にドイツ語は上達していたので、長い夏休みの初めを有効活用することができたと思います。

ベルリンでの課外学習

◯東欧、ベネルクス(−ルク)の旅

ポツダムでの講座が終わるとすぐに、日本から来た以前一緒に留学生寮でチューターをしていた友人と一緒にポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、ベルギー、オランダの6カ国を約3週間をバックパックで周りました。この旅の内容をこのマンスリーレポートでは書ききれないのが残念です。中欧を旅するということが私の留学の目的のひとつでした。以前から東側諸国の現在に興味があり、自分の足で歩き、目で見てみたいという念願が叶いました。そのなかでもやはりアウシュビッツ収容所を見学できた事が印象に残っています。収容所は今も生々しい姿が残っており、傷跡がしっかり残っています。ドイツ人の観光客はもちろん多いのですが、収容所内の説明書きにドイツ語は一切見当たりませんでした。ドイツの犯した罪はいつになっても消える事はなく、消してはならないという意識をそこでひしひしと感じることができ、それとまた同時に日本の戦犯のことについても考えさせられました。現在の日中、日韓関係とドイツ、ポーランドの関係をどうしても重ねて考えてしまいました。戦後60年以上たった今でも歴史的事実は変わる事はありません。そのコミュニティーの背負った罪はいつまでも変わる事なく続いて行くのだろうと思いました。
そしてこの旅の途中ドイツで知り合う事ができた友達の家に泊めてもらう事もでき、また日本からスロバキアへ留学する友達を迎えに行くことも出来たので非常に充実した旅でした。

ウィーン 楽友協会

スロバキアのマンション

◯西欧の旅

東欧の旅の後はハングリーなバックパッカーをやめ、優雅に西ヨーロッパを旅行しました。訪れた都市はミュンヘン、ザルツブルク、フュッセン、ヴェネチア、ローマ、リヨンそしてパリです。最も印象深かったのはリヨンで以前留学生寮で一緒に暮らしていた友達の家に滞在した事です。パリほど観光客がいないのにも関わらず、綺麗でゆったりとしていて、フランス語を勉強してリヨン大に交換留学すればよかったとまで思うほど良い街でした。やはり東ヨーロッパに比べるとフランスはインフラが整備されており、いわゆる「先進国」という印象を受けました。22歳にして一生分の旅行をしてしまったような夏休みになりました。

◯長過ぎる夏休み

夏休みに入ってすぐ、ノルウェイを旅行し、8月はポツダムで語学研修、9月は東欧の旅、10月は西欧の旅とやれるだけのことはやりましたが、それでも少し夏休みを持て余してしまいました。こんなにも長い夏休みをドイツ人はどのように過ごすのだろうかと不思議でなりません。働くときは働き休むときは休むドイツ人と教科書に書いてあった通りです。それでも経済発展を遂げているドイツと比べると日本はやはり効率が悪いのかなと思います。時間の使い方もまた留学での勉強だと感じています。

 

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