龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2012年11月号 文学部 A.H

レポート作成文学部 A.H

この1年を振りかえって

まだ春の寒いころにドイツに来て、再び寒い季節を迎えた今、ただ一年の短さを感じます。一年という期間はそれほど短いものではありませんが、あっという間だったと思います。渡航前はドイツで暮らすということ自体に緊張していて、不安だらけでした。どんな生活になるのかを想像することも難しく、ただ毎日出発の日が近づくのを焦りながら過ごしていました。そんな不安は杞憂とまではいきませんでしたが、どうにかするしかないと思い、奔走していた日々でした。
過去の留学レポートにも書かれているように、私もまた渡航前の準備不足を悔いています。ドイツ語をドイツ語で学ぶことは大切ですが、日本語でやったことのある内容は、理解しやすく、授業に出ても得られるものが多いので、やはり自分の理解できる言語でしっかり勉強しておけばよかったと思いました。渡航前の準備は私の場合特別なことはほとんどせず、ただ大学のドイツ語の授業を受けているだけで、留学するにはもちろん不十分だったと思います。留学するという目標があるのなら、もっと自分から積極的に準備する必要があったと思います。
ドイツで生活すること自体は大変ではありません。生活することは最低限のことであって、それ以上の充実は積極性にかかっていると思います。遊びに行くことは確かに楽しくはあるのですが、人と会うことに緊張し、その緊張を避けたくて、私は家に留まってしまうことが多かったように思います。私にはドイツでの暮らしを充実させるための積極性や人との交流が足りませんでした。
そんな一年間で自分に成長があったのかと振り返ってみて、あるとすれば、それは考え方の変化かもしれません。日本では隣の人がそうしているから同じようにする、みんながしてるから……というように人に合わせて行動することが多く、また「自分が」しなくても「誰かが」してくれるという気がしていました。その誰かは友達や家族であり、私の生活は常に誰かと関わって、彼らとの間の共通理解が成り立つ環境でした。海外でひとりで暮らすということはそのような関係性が断ち切られて、自分が主体となって暮らすということだったと思います。そして私はそれを望み、ドイツに来ました。
環境を変えてその関係性を絶つとき、いつも今までの自分とは違う自分になりたいと思っていました。新しい生活の中で、自分自身が変わっていくことを望みました。私の行動の根拠は私自身にあり、環境や誰かのせいにはできないのだと感じた一年間でした。他でもない自分が行動しなければ、後悔することになるのだと身に染みました。
私は私に失望する度、その度に自分に慣れ、理解し、馴染んでいくような気がします。思い描く自分と実際の自分との差異は一生埋まることのないものです。こうありたい自分は常に今の自分ではないという閉塞感は結局のところ私の思い上がりの行きつく先なのかもしれません。意識を自分の内へと向けていく日々でしたが、立ち止まって自分自身を見つめ直す機会になり、私にとっては意味のある留学だったと思います。


帰国後の予定

私は大学三回生時にドイツに来たため、2回生までしか大学に通っていません。ですから帰国後の予定はまずあと2年大学に通い、単位をとる予定でいます。その先にある就職に関してはまだ明確には考えられていません。ドイツの経験を就職に生かせればよいのですが、私のドイツ語は全く役には立たないと自覚しています。しかし、海外で暮らすという経験は、就職活動に生かせると思います。どうしても食い下がらければならない経験はどんな時にも、励まされうるものだと思います。
就職に関して明確ではないとはいえ、予定としては公務員を目指すつもりです。渡航前から公務員試験の勉強を始めているので、帰国後も引き続きするつもりでいます。

帰国する前に

帰国する前にしなくてはならないことについて、少しまとめようと思います。
まず当たり前のことですが飛行機の予約・変更を行います。私はオープンチケットというものを留学するまで知らなかったのですが、そのチケットでは暫定的な帰国日を決めておいて、後から変更することになります。私の場合は12月に仮決定していたので、11月の下旬に2月の帰国へと変更を行いました。変更は電話でしかできません。変更が完了すれば、メールでチケットの詳細が送られてきます。出発前にも確認の電話をいれなければならない航空会社もあるようですが、KLMの場合HPに不要と書いてあります。
退寮については、もちろん寮によって異なりますが、Hausmeister/inに来てもらい点検を受けることになります。自分の部屋だけでなく共有スペースも見られるので、台所やシャワールームも全部掃除をしておく必要があります。掃除をしても汚れている壁などにはペンキを塗ります。ペンキを塗るかどうかは壁の材質、Hausmeister/in、期間でかなり変わるようです。私の部屋は何度もペンキを塗り重ねた跡があり、隣の人が退寮の際にペンキを塗っているのも見かけました。Auf der Unionではほぼ確実に塗り直すことになると思います。そのためのペンキセットはHausmeister/inから渡してもらえるはずです。(断定はできませんが、他の寮では貸してもらえたそうなので)
また書類上のことについては、帰国前に銀行口座を閉めること、日本領事館への届け出、寮の返金のための口座を指定することがあると思います。日本領事館への届け出はHPから行えます。寮の返金は日本でいう敷金のようなのものらしく、窓ガラスを割ったりするようなことがなければ戻ってくるお金で、日本に居るとき、確か2月~3月に請求されたあのお金です。しかし、こちらから何も言わなければ帰ってこないそうなので、帰国後Studentenwerkに振込先を連絡する必要があります。

Duisburg

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